「長時間でも楽しい仕事」を増やすほうが、人類は前に進めるのではないか | DOER NOTE

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「長時間でも楽しい仕事」を増やすほうが、人類は前に進めるのではないか
栗原 康太

「長時間でも楽しい仕事」を増やすほうが、人類は前に進めるのではないか

長時間労働も短時間で切り上げるのも、両方つらい

先日、長時間労働に関する記事が話題になっていた。

 

日本人の残業、元凶は「家に帰りたくない」人たち
残業削減のため様々な知恵を絞る日本企業だが、成果を上げているのは一部にとどまる。残業が減らない背景には、経営層の1つの誤解と、諸外国にはない2つの事情がある。日本人は皆、家に帰りたくない──。そのぐらいの前提に立って対策を練らないと残業は減らない。

 

上記の中でも言及されているが、日本では「短時間で仕事を終わらせて、早く帰宅する」スタイルが驚くほど定着していない。世界中の研究で、「長時間労働は生産性にマイナスである」と示されているのにもかかわらず。

 

日本人が長時間労働を好んでいるのかというと、そうとは思えない。多くの人が不満を持っているにもかかわらず、長時間労働はなくならない。その理由を考えていたのだが、「短時間で終わるように頭を使うのは、人類にとって辛いことである」という仮説が有効な気がしている。

 

つまり、人は15時間働くのも辛いが、頭を使って6時間で終わらせるのも辛いのだ。

 

「頭を使って、週30時間で成果を出そう!」という掛け声だけだと、ある意味『思考の根性論』になる。その枠組みの中で効率や生産性を議論しても、話は進まないだろう。週100時間だろうが30時間だろうが、「どちらに転んでも楽しい仕事」を増やす方が人類は前に進める気がしている。

 

フェデラーは、「テニスを生きている」

幸いなことに、歯を食いしばって我慢してもたどり着けない境地は明確に存在する。好きだからやる、息を吸うようにやる、気づいたらやる、その結果として超一流の成果が出ることがある。

 

例えば、自分はどんなに眠くても、月曜の朝は「ジャンプが読める!」と思って、ベッドから0.1秒で飛び起きる。どんなに疲れていても、優秀な人と打ち合わせするとエネルギーが回復する。休日はブログを書きながら、抽象的なことを考えたり、方法論をまとめている時が最も精神統一できる。

 

「好き」とか「息を吸うように」とか「止められてもやる」がエネルギー源になっていると、リラックスしていても早く遠くに行ける。なにより、個人の人生として幸せだ。一緒に働くメンバーにも好きなこと、止められてでもやっちゃうことをやっていて欲しいなと思う。

 

錦織圭に続く日本ランキング2位のダニエル太郎は、史上最高のテニスプレーヤー、ロジャー・フェデラーへの印象を以下のように語っている。

 

フェデラーは、テニスをやっている人の中で一番楽しそうで、そこに憧れます。あの年齢でもあれだけ勝って、楽しそうに頑張ってやれているところです。あの『テニスを生きている』という感じのバイブ(雰囲気)がすごく好きですね

 

もちろん、信じられないほどハードな練習や思考を重ねているはずだけど、「テニスを生きている」って超かっこいいフレーズだと思う。こういう人生を歩みたい。

 

おまけ
フランスの人気テニスプレーヤー、ガエル・モンフィスが少し前のインタビューで言っていたことも大好き。

 

ぼくにとってテニスはスポーツであって仕事じゃないんだ。飽きたら、やめちゃう。言葉にすると聞こえが悪いけど『知ったことじゃない』だよ。テニスは好きなんだ。楽しくないことが嫌なんだ。楽しくないなら、もっと楽しいことをしたい。

栗原 康太

2011年にIT系上場企業に入社し、BtoBマーケティング支援事業を立ち上げ。事業部長、経営会議メンバーを歴任。2016年に「才能を流通させる」をミッションに掲げる、株式会社才流を設立し、代表取締役に就任。 より良い物事の捉え方・進め方を「サイル式メソッド」として発信しています。

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