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SEOツール「ミエルカ」で才流の記事にダメ出ししてみた結果

こんにちは。
才流の金森(@user_id_us)です。

才流では、クライアント企業のマーケティング支援や、自社のマーケティング強化に関わり、個人としては、SEOからの集客メインのアフィリエイトメディアを運営しています。こうした背景から「特定ページの検索順位を上げ、集客数を増やし、コンバージョンを獲得すること」に強い関心を持っています。

本記事では、才流で利用した、SEO・コンテンツマーケティングツールの「ミエルカ(MIERUCA)」のレビューをします。既存ページの検索順位を向上したい方や、集客/コンバージョンが期待できる新規キーワードを発掘したい方、「ミエルカ(MIERUCA)」の導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。


目次[非表示]

  1. 1.才流がSEOに注力するに至った背景・課題
  2. 2.SEOにおいて、才流が実現したいこと
  3. 3.過去記事の改善はどのようなステップで実施すべきか
    1. 3.1.サジェスト・インテンション機能で、ニーズのカタマリと自社サイトのキーワード獲得状況を診断
    2. 3.2.過去記事リライト手法の具体例
    3. 3.3.「ミエルカ(MIERUCA)」を使って、過去記事のリライト方針を明確化
      1. 3.3.1.「ミエルカ(MIERUCA)」で、重要なトピックと文脈を把握
      2. 3.3.2.自社と上位サイトでトピックの網羅度合いを分析
  4. 4.新機能!コンバージョンにつながる新規キーワードの提案
  5. 5.「ミエルカ(MIERUCA)」の提案をもとにリライトしてみた結果
  6. 6.まとめ

才流がSEOに注力するに至った背景・課題

才流では、Twitterをはじめ、note、YouTube、Podcast、ウェビナー、他社主催イベントなど、さまざまな媒体での情報発信に注力しています。特に想像以上の成果が上がったのは、Twitter経由の認知獲得です。この「SAIRU NOTE」もTwitter経由の流入が多くを占めています。

ただ、企業でBtoBマーケティングに携わる方々の中において、Twitterユーザーは限定的です。SNSだけでなく検索ユーザーにもリーチすべく、BtoB営業・マーケティングに関する検索ニーズに応えるコンテンツの制作に注力するようになりました。

SEO流入を狙ったコンテンツ例
インサイドセールスとは?導入を成功させる113のチェックポイント
→上位表示を狙ったキーワード:「インサイドセールス」
オンライン営業・オンライン商談大全。導入のコツからツール選定まで
→上位表示を狙ったキーワード:「オンライン営業」「オンライン商談」
ウェビナー(オンラインセミナー)成功ノウハウ|ツール選定から運営のコツ
→上位表示を狙ったキーワード:「ウェビナー」「オンラインセミナー」

実際、上記の記事経由でリードが発生し、商談獲得につながっているため、コンテンツへの投資が事業成長の軸になっています。今後も、BtoB企業の購買行動におけるオンラインの重要性は高まり続けることは自明でしょう。

SEOにおいて、才流が実現したいこと

結論、才流がSEOにおいて、実現したいことは2つです。

  • 過去記事改善によるSEOパフォーマンスのアップ
  • 新規テーマ(キーワード)の発掘

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどのツールや、各コンサルタントのSEOに関するノウハウを駆使すれば、実現できたかもしれません。しかし、各々担当案件もあり、自社のSEO改善は後回しになっていました。

そこで、効率的に実行できないかと考え、SEO/コンテンツマーケティングツール「ミエルカ(MIERUCA)」を提供する、株式会社Faber Companyの月岡さんに相談しました。


株式会社Faber Company エグゼクティブ・マーケティング・ディレクター
月岡 克博氏(@tsukky09)※以下、敬称略


金森:今日はよろしくお願いします。月岡さんに、「ミエルカ(MIERUCA)」を使って才流のサイトの現状分析と改善提案をしていただきたいです!

月岡:任せてください!実際の「ミエルカ(MIERUCA)」のツール画面をお見せしながら、どのようにコンテンツを改善し、検索ユーザーのニーズに応えていくのかを具体的に紹介します。

まず結論から申し上げると、「過去記事改善によるSEOパフォーマンスのアップ」「新規テーマ(キーワード)の発掘」のどちらも「ミエルカ(MIERUCA)」を使えば実現できます。

早速、1つ目の「過去記事改善によるSEOパフォーマンスアップ」の方法から説明しますね。

過去記事の改善はどのようなステップで実施すべきか

月岡:まず、対象コンテンツを決めましょう。具体的に改善したい記事はありますか?

金森:「BtoBマーケティングの手法大全 – 社内会議で使える88個の施策アイデア」という記事(以下、「BtoBマーケティング手法」記事)です。「BtoBマーケティング」と検索しているユーザーに応えるように改善したいです。

2018年に記事公開後、2020年4月にリライトを行いました。リライト直後「BtoBマーケティング」で検索1位になったものの、5月のGoogleコアアップデート以降、悪い時は検索順位が7位〜9位程度まで落ちてしまいました。

月岡:わかりました。では、こちらの記事を改善するために「ミエルカ(MIERUCA)」でできることを紹介します。まず「サジェスト・インテンション」を使ってみましょう。

サジェスト・インテンション機能で、ニーズのカタマリと自社サイトのキーワード獲得状況を診断

月岡:はじめに、起点となるキーワードを入力します。今回は「BtoBマーケティング」ですね。すると「BtoBマーケティング」周辺のニーズがバブル図のように表示されます。円の大きさは”検索数”、円と円の距離は”ニーズの近さ”を表しています。

金森:どんなニーズのカタマリがあるかが、視覚的にぱっと理解できます!あと自社URLと競合URLを入力して分析する機能もあるんですね。分析すると下記画像のような表示があったのですが、どのように見ればよいのでしょうか?

月岡:「BtoBマーケティング」のサジェストキーワードごとに自社サイトと競合サイトの順位状況をチェックし、どこに差分があるかをチェックしています。

特に、注目してほしいのは「改善」とラベルがついたキーワード群です。例えば下記の「改善」のキーワードは、競合サイトが検索1ページ目にいるにも関わらず、自社が検索1ページ目にはありません。つまり、競合サイトに比べてコンテンツが不足している可能性が高いです。

  • BtoBマーケティング セミナー
  • BtoBマーケティング 戦略
  • BtoBマーケティング とは
  • BtoBマーケティング 事例

他にも、状態が「未発掘」となっているキーワードは、自社・競合サイトも含め、検索ユーザーに応えられるコンテンツがないか、不足しているキーワードです。サジェスト・インテンション機能を使えば新規テーマ(キーワード)の発掘にもつながります。自社のビジネスにマッチするキーワードで「未発掘」なら狙い目です。また、問い合わせなどコンバージョンが獲得できそうなキーワードであれば、検索数に関わらず狙いにいくのもいいでしょう。

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過去記事リライト手法の具体例

金森:「BtoBマーケティング」の周辺ニーズで獲得できていないキーワードはわかったのですが、「BtoBマーケティング手法」記事を改善する場合、具体的にはどう進めるべきでしょうか。

月岡:「改善」とラベルがついているキーワードの中から、ユーザーの理解を促しそうなものを選び、追加しましょう。例えば、冒頭に「BtoBマーケティングとは」のニーズに応える、「BtoBマーケティングの定義」を説明するセクションを追加してみるのはどうでしょうか。

  • BtoBマーケティング 戦略
  • BtoBマーケティング とは

ただし、長すぎるコンテンツは冒頭でユーザーが離脱する恐れがあります。もし、「BtoBマーケティングとは」の内容とマッチする他記事があれば、対象記事には概要だけ記載し、「詳細はこちら」とリンクしておけば、情報をリッチにしつつユーザーの回遊も促せるのではないでしょうか。

「ミエルカ(MIERUCA)」を使って、過去記事のリライト方針を明確化

金森:もう1つのキーワードが「BtoBマーケティング 戦略」です。弊社はBtoBマーケティングの戦略立案を得意領域にしているのに、そのニーズに応えられていないのはもったいないですよね。

月岡:では、次に「BtoBマーケティング 戦略」と調べているユーザーに応えるコンテンツについて考えましょう。記事をリライトする際も「ミエルカ(MIERUCA)」の機能が役に立ちます。

「ミエルカ(MIERUCA)」には、検索上位に表示しているコンテンツの分析機能と、検索ユーザーのニーズに応えるための重要なトピックや文脈の分析機能があります。

「ミエルカ(MIERUCA)」で、重要なトピックと文脈を把握

月岡:画面左側に表示されているのは、該当キーワードで検索した際に検索画面で上位表示されるサイト内の重要トピックの分析結果です。単純にキーワードの出現回数順に並べているのではなく、そのトピックにおいて関係性や重要度が高いと判定したキーワードを上から順に並べています。

よって、出現回数が少なくても上位にあるトピックは「BtoBマーケティング 戦略」を語る上で、重要である可能性が高いといえます。

さらに「コンテンツチェック」機能を使えば、コンテンツ内で抜け漏れのがある重要トピックの診断をもっと簡単にできます。

「コンテンツチェック」機能では、さきほど抽出した重要トピックがそのコンテンツ上(今回の場合は、BtoBマーケティング手法記事)でどれだけ網羅できているかをチェックできます。

例えば、BtoBマーケティング手法記事では「営業部門」や「営業プロセス」などのトピックが出現していないことから、BtoBマーケティングと営業の連携の話が抜けている可能性があります。

BtoBの場合、営業とマーケティングの連携は欠かせません。BtoBマーケティングと営業の連携に関する内容を盛り込むことで、より多くのユーザーニーズに応えることができ、結果として検索上位に表示される可能性も高まるでしょう。

ただし、気をつけてほしいのは「コンテンツチェックで出現したキーワードをすべて入れてもダメ」ということです。キーワードだけ入っていても意味がありませんし、文脈上おかしな内容を挿入しても、ユーザーは混乱が生じるだけです。

金森:なるほど!自分たちはこれで十分と思っていても、想像以上に気づけていないことがありますね。第三者視点の診断こそ、「ミエルカ(MIERUCA)」の価値ですね。

自社と上位サイトでトピックの網羅度合いを分析

月岡:また、「ミエルカ(MIERUCA)」には、競合コンテンツも含めて、どのトピックを強化すべきか比較分析も可能となっています。上図では重要トピックがどれくらい網羅されているかを検索上位サイトごとに分析しています。

例えば、「BtoBマーケティング 戦略」で検索2位のページは参考になる可能性は高いですね。1位のコンテンツは各キーワードでの順位がよくないのでトピックを網羅できていない可能性が高いですが、ドメインの強さなど別の要因で上位表示しているのかもしれません。2位のページは、ほとんどのキーワードで上位表示されていることから、「『BtoBマーケティング 戦略』における重要テーマを網羅できている」と判断できます。

同様に自社コンテンツも分析できるので、「各キーワードで上位表示しない=重要なトピックが不足or欠落している」可能性を瞬時に発見できます。

金森:なるほど、競合調査の工数を削減し、精度高くリライトできますね。

新機能!コンバージョンにつながる新規キーワードの提案


(画像提供:月岡克博氏)

月岡:あと最近追加された新機能も紹介しますね(笑)

リスティング広告運用でコンバージョンに至るキーワードをすでに見つけている場合、「ミエルカ(MIERUCA)」ならそのキーワードを拡張して、コンバージョンにつながる新規キーワードの提案もできます。

この機能を使えば、コンバージョンキーワードを含まないけど類似した意図をもつキーワードや、それまで意外と思いつかなかったキーワードを抽出できます。マーケターの思いつきや勘だけでは限界がありますからね。うちのメディアでもコンバージョンを生むキーワードを多数発見できました。

コンテンツ制作のヒントとしてだけではなく、リスティング広告の出稿キーワード追加にも活用できるんじゃないかと思います。

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金森:提案内容をもとに、どのキーワードを狙うか適宜判断が必要ですが、良い機能ですね!キーワード出しのヒントになります。


「ミエルカ(MIERUCA)」の提案をもとにリライトしてみた結果

「ミエルカ(MIERUCA)」を使った月岡さんの提案をベースに、「BtoBマーケティング手法」の記事をリライトしました。

BtoBマーケティングの手法大全 – 社内会議で使える88個の施策アイデア

順位が落ちていた頃は「BtoBマーケティング」のキーワードで検索順位が8位でしたが、2020年10月15日時点では2位になりました。

今回のリライトで取り組んだことはこの2つ。

  • 「BtoBマーケティング」という基本情報を盛り込む
  • 競合ページにあって自社にない重要トピックを確認し、自社オリジナル情報を盛り込む

ただし、営業との接続周りの内容をまだ盛り込めていないため、次回のリライトでは「営業との連携」に関する内容を強化する予定です。

また、「ミエルカ(MIERUCA)」の提案によって「BtoBマーケティング 事例」というキーワードで順位がついておらず、検索ニーズに応えられていないと判明しました。こちらも、現在コンテンツの作成を進めています。

まとめ

私の考えですが、「新規記事を大量に書いているものの成果が出ない」「記事経由でもっとコンバージョン数を獲得したい」、こんな企業様に過去記事のリライトはおすすめです。

理由は2点。新規記事の作成より、成果が出るまでの時間が早い。もう1点は、流入やコンバージョンを獲得する記事は少数の特定記事に偏っていることがあるためです。今回紹介した「ミエルカ(MIERUCA)」は、リライトや流入改善施策を実行するにあたり便利なツールでした。

さいごに、1ユーザーとして「ミエルカ(MIERUCA)」を約1ヶ月利用してみた感想をまとめます。

  • 「ミエルカ(MIERUCA)」の価値
    • 未開拓の新規キーワード、競合に負けている重要キーワードがわかる
    • 過去記事リライトの際、調査工数を削減しつつ、精度高くリライトできる
  • こんなBtoB企業におすすめ
    • オウンドメディア、ブログを運営しており、大量に記事を書いているが成果が出ない
    • ノウハウはないが、SEO・コンテンツマーケティング施策に注力しようとしている
  • 注意点
    • コンテンツ制作にリソースを割けられないと、フル活用は難しそう

BtoB企業で「ミエルカ(MIERUCA)」の導入を検討している方の参考になれば幸いです。「ミエルカ(MIERUCA)」は無料トライアルも提供しています。SEO・コンテンツマーケティングに注力している企業様は、ぜひ一度トライアルをしてみてはいかがでしょうか。

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著者/ 金森 悠介
株式会社才流 アソシエイトコンサルタント

BtoBコンテンツの受託制作をしていたことをきっかけに株式会社才流に、2019年新卒入社。現在はSaaS企業などのマーケティング支援や営業などを担当。

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