こんにちは。才流の人事担当、中澤です。
才流で働くことが気になっている方、または話を聞いてみたい・応募を検討している方に向けて、才流での働き方や社内の様子を紹介します。
今回は、コンサルタントの採用選考プロセスで行っている、勉強会についてです。
才流では、二次選考時に、才流社内へ向けた勉強会の実施をお願いしています。
なぜ、勉強会をお願いするのか。そのねらいと、勉強会準備のポイントをまとめました。
才流の事業内容や働き方、今後のご自身のキャリアビジョンなどについて、まずは気軽にお話しませんか?「才流に興味がある」という方はぜひお申込みください。⇒カジュアル面談を申し込む
才流のコンサルタント採用選考プロセス
才流では、下記のプロセスでコンサルタントの採用選考を進めています。
二次選考へ進まれた方には、勉強会の実施をお願いしています。勉強会は、ご自身の知見や知識をもとにテーマを設定いただき、才流のメンバーに対して行います。
コンサルタント採用選考プロセス
- カジュアル面談(希望者のみ)
- 書類選考
- 一次選考
- 面接
- 二次選考
- リファレンスチェック
- 勉強会の実施(Zoomによるオンライン)
- 最終選考(部門責任者との面接)
※2023年8月現在の情報です。
※選考プロセスにかかる時間は、1か月ほどを想定しています。
※応募者のキャリアによって、選考プロセスが変わる場合があります。
なぜ選考プロセスで勉強会を行うのか?
では、なぜ才流では選考プロセスで勉強会を行うのか。その理由をお話します。
才流は、メソッド(再現性のある方法論)を開発・発信するメソッドカンパニーです。
コンサルタントは、メソッドを活用したコンサルティング業務のほか、メソッドを開発・発信するメソッドメーカーとしての役割も担います。
そのため、勉強会では、コンサルタントとして必要な専門性のほかに、メソッドメーカーとしてもご活躍いただけるか?にも着目しています。
メソッドメーカーには、次のようなスキルや特性が求められます。
メソッドメーカーとして求められるスキル・特性
- お客さまヒアリングや各種のインタビュー、調査から、お客さまの問題点を見つけ、課題を設定できる
- 日々のクライアントへのご支援から、ノウハウを抽象化し、再現性のある方法として言語化ができる
- 自分が発見したことや意見を、第三者へ伝えることを惜しまない
- 第三者からのインプットが好き。インプットから、自分の考えや理論を広げることに楽しさを感じる
また才流のコンサルタントは、お客さまに勉強会を行ったり、自社ウェビナーや社外のセミナーに登壇したりと、発信する機会が多いです。
発信することに抵抗がないかも、才流で力を発揮いただくうえで、重要なポイントだと考えています。
といっても、才流のコンサルタントはインプットが大好きで、勉強会を楽しみにしています。
応募者の方も、難しく考えることなく、社内勉強会や有志で行うワークショップのように、楽しんで勉強会に取り組んでいただけると嬉しいです。
勉強会の流れ
ここからは、勉強会の準備から当日の流れを説明します。
二次選考へ進んでいただく際には、勉強会の日程調整をご相談しています。勉強会は、平日の10時〜18時の間で行うことが多いです。
勉強会の準備期間の目安は2週間ですが、ご都合に合わせます。
勉強会の準備
勉強会では、テーマ設計からお願いしています。
「才流のコンサルタントとして、企業へ勉強会を行う」という設定で、資料やトークシナリオをご用意ください。
あわせて、勉強会を行う企業はどのような課題を持ち、どんな状況下であるのか?も設定し、その設定にあわせた難易度や言葉づかいをお願いします。
たとえば、「Webページのリニューアル」をテーマとするとき、初めてリニューアルを検討している企業と、過去にリニューアルで失敗を経験した企業では、経験値や関心ごとに違いがあります。このような設定も考え、勉強会を設計してください。
勉強会のテーマは、才流で公開しているメソッドと重複しても問題ありません。ご自身の専門性や強みを活かしてください。
なお、「現在才流がどんなことに興味を持っているか知りたい」「設定したテーマに対する事前質問がほしい」などのご相談も受け付けています。なお、このやりとりが選考結果に影響することはありません。
スライド資料作成について
スライドの冒頭では、次の4つを取り上げてください。
- 自己紹介
- 勉強会のテーマとターゲット
- テーマを設計した背景と、ご自身の実績
- 勉強会全体のアジェンダ
上記以外に指定するフォーマットはありません。
勉強会は、Zoomの画面共有機能を使い、資料を写しながら行います。資料作成には、使い慣れているツールを使ってください。
実業務では、Microsoft PowerPoint、Google スライドを使っています。
なお、資料のデザイン性や美しさは重視していません。もちろん、視覚的にわかりやすい資料であることは大切ですが、「論理的で、納得できる内容であるか?」に着目して準備を進めてください。
勉強会当日の流れ
勉強会には、聞き手として才流コンサルタントとインハウスエディター(才流の各コンテンツを企画・作成するポジションのメンバー)が参加します。参加者は、5名ほどを予定しています。
勉強会の時間は、60分です。30分〜40分ほどプレゼンを行い、残りの時間で質疑応答をお願いします。
なお、勉強会では謝礼をお支払いしています。勉強会後にご案内しますので、ご対応をお願いします。
参考:過去の勉強会資料
実際に、才流のメンバーが選考時の勉強会で使った資料を紹介します。準備の参考にしてください。
上記の勉強会を実施したメンバー2人に感想を聞いたところ、「参加者から積極的に質問があり、良いコミュニケーションがとれた」「質疑応答により、自分の頭の整理はもちろん、新しい知識のインプットもできた」とのことでした。
才流で一緒に働きませんか?
才流の採用プロセスで行う、勉強会の目的や準備について紹介しました。
勉強会は、才流としても新しい学びやひらめきにつながり、とても有意義な時間になっています。応募者の方は緊張もあるかと思いますが、ぜひ前向きに取り組んでいただけると嬉しいです。
才流の事業内容や働き方、今後のご自身のキャリアビジョンなどについて、まずは気軽にお話しませんか?「才流に興味がある」という方はぜひお申込みください。
(執筆・編集:水谷真智子)