「メンバーから見た才流って、どんな会社?」「正直、入社後のギャップはあった?」と本音トークが飛び出した才流社員座談会。
今回の後編では、「キャリアの途中で、才流を選んだ意味」や「働く女性がぶつかりやすい壁」などについて4人で語り合います。才流のメンバーが考える、本当の意味で働きやすい会社とは――?
※前編:「入社後、想定外だったことは?」「フルリモートって寂しくない?」~中途入社した私たちから見た才流~
座談会メンバープロフィール
これからの人生を豊かにするためのキャリア選択を
―― みなさん、さまざまなキャリアを経て才流に中途入社されています。今このタイミングで才流に入社する意味や価値を、どんなふうに捉えていますか。
武田 私は今、社会人10年目。これまでマーケティングや商品企画、営業企画、CSOpsなど、いろいろな仕事に携わってきた分、「コレ!」と胸を張れる軸がないことが気になっていました。「私は○○屋だ」と言えない30代ってマズくない?って。
武田 才流なら、BtoBマーケティングを極められます。その上、仕事の過程を財産として残せることが魅力でした。
才流では、自分が携わったプロジェクトの事例記事や、開発したメソッド記事にコンサルタントの名前が載りますよね? あれって、実は珍しいと思っていて。会社としての実績だけではなく、個人としての足跡も残せる。もしも才流を卒業する時がきたとしても、私が才流で何を考え、何を工夫し、どんな成果を出したのかをまわりに伝えられる。それはとても心強いことだし、キャリアにとってもプラスになるだろうって。
前田 私も、これからキャリアを積み重ねていく上で、才流は最高の環境だなと思っています。
これは入社後に知ったことなんですが、才流は副業にもチャレンジしやすいんです。今は副業OKの会社が増えていますが、何となく副業をやっていることを社内で大っぴらに言いにくい雰囲気があったりする。でも才流では、朝会で堂々と副業の話をしている人がいて、“まったくタブーではないんだな”、“むしろ応援してくれる雰囲気があるんだ”と感じました。
私自身、今は営業の仕事にも興味が湧いているので、思い切って初挑戦してみようと考えています。営業を学べば、BtoBマーケティングやコンテンツ制作に活かせることも多いでしょうし、相乗効果を得ながら、私自身のキャリアに新たな知識や経験をアドオンできそうだなって。これまでの私にはなかった、新しいキャリアの築き方だなぁと感じています。
千葉 私の場合は、経験を積んでしっかりとキャリアをつくっていきたいという気持ちと同時に、決まった時間でパフォーマンスを出すことを推奨している会社で働きたいと思っていました。
というのも、才流に入社する前に、飼っている犬が病気になったことがあったんです。私たち夫婦にとって犬は、かけがえのない家族。急遽、長期入院しなければならなくなって、精神的にも相当、落ち込みました。一方、会社の仕事は誰かにヘルプを出せるような状況ではなく、犬が死にそうになっているときも、私は病院の駐車場にクルマをとめて、必死に仕事をしていて。「こういう大変なときに、一番大事な家族のことを優先できないってどうなんだろう」って自分の人生に疑問を感じてしまったんです。そこで転職を考えました。
才流は残業もほとんどなく、メリハリをつけて働けます。そして何より、会社が柔軟な働き方を認めていますよね。業務中は裁量を持って新しい仕事にチャレンジできますし、仕事以外の時間も充実させられる。求めていた条件が揃っていました。
安住 キャリアを考えるうえで、どんな働き方なら無理なく続けていけるのかって、すごく大事ですよね。私の場合は、そもそも専業主婦をしていた時期があって、大きなブランクがありました。離婚を決意したタイミングで仕事復帰しようと思ったわけですが、子育てとの両立ってやっぱり大変。「フルタイムで会社員なんて絶対できない」と思っていたので、しばらくパートやフリーランスで活動をしていました。
ただ、機会に恵まれて才流に入社してみて「環境さえ整えば、子育てしながらでもキャリアって築けるんだ」としみじみ感じたんです。子育てか、仕事かの二者択一じゃない。どちらも犠牲にせず、どちらも諦めずにいられる。私は、才流に入社したことで、“キャリアがつながった”感覚がありました。仕事もライフスタイルも諦めずに、やりたいようにできることを私たちが体現して、ロールモデルになっていけたらいいなって思います。
前田 じーーーん。
千葉 ほんと、大事ですよね。
武田 なんていい話なんだ…。
安住 みんな、泣いてもいいんだよ?(笑)
「フルリモート・残業ナシ・週4.5日勤務」
働きやすさの理由は、制度だけじゃない
―― 具体的には、どんな才流の制度や風土が、働きやすさにつながっていると思いますか。
千葉 生産性高く、柔軟に働くための制度や仕組みとしては「フルリモート勤務」「入社後すぐの有給休暇付与」「ムダな会議の撤廃」「ドキュメント化の徹底やツールの活用」「インプット強化のための週次での勉強会や、月1回程度の社外講師による勉強会開催」などがありますね。
また、残業をしない組織を目指していて、実際に月の残業時間は平均3時間程です。水曜日は14時に退勤するルールで、「週4.5日勤務」を採用しています。
安住 勤務時間は「フルフレックス」や「フレックス」「9時~18時勤務」を、個々人のライフスタイルに合わせて選べるんです。私はフレックスにしていて、子どもが早く帰宅する日は、朝1時間始業を早めたりと柔軟に働けるので助かっています。
前田 役所に手続きに行ったり、有給をとるほどではないけれど1~2時間抜けたいというときにも、フレックスはいいですよね。
武田 うんうん。私は、毎週水曜の午後休を使って、妊婦検診に行っています。産院って、予約していても1~2時間、待つのがザラで。だから通常は有給を取って行く人が多いんですが、才流は水曜の14時以降が休みだからクライアントに迷惑をかけることなく、メンバーに引継ぎする必要もなく産院に行けます。あと、つわりの時期は「フルリモートで良かった~!」って、ものすごく思いました。気分が悪くなったらすぐに横になれるし、通勤がないから少ない体力でも勤務できる。
千葉 生理のときも、そうですよね。一日休むほどじゃないけど、ときどき横になりたいとか、服装や髪型を整えるのがしんどいとか…。
安住 制度だけじゃなく、風土としても「休みづらさ」がないのも、ありがたい。先日、子どもが骨折してしまって、急遽会社を休まなくちゃいけなかったときも、みんな「休むのが当然でしょ?」という反応で。同じコンテンツ部門の前田さんにも、すごく助けてもらって。
前田 実際に「休んで、休んで~!」って、みんな思ってましたから。
千葉 そもそも「残業をしない」のが前提で、極端に短納期な仕事がなく、業務過多でもないから調整しやすいというのもあるかもしれません。
武田 男性も既婚者やパパが多くて、理解してくれる人が多いんですよね! 私が「お腹がそろそろ大きくて邪魔になってきた~」と言ったら、「2ヵ月後は全然そんなもんじゃないから、今のうちにやれることをやっておいたほうがいいよ」とか、「病児保育は事前に調べておいたほうがいいよ」とか、具体的なアドバイスを日常的にもらえて、ありがたい環境だなぁと。
千葉 才流で最初に育休を取ったのも男性社員。その後も、ぞくぞくと男性社員が育休や時短勤務を取っていますから、ほんとに男女差がないんですよね。
女性も男性も、性別を意識することなく
自身の専門性や強みの発揮に集中できる
―― せっかく今回は女性メンバーに集まってもらったので…最後に、才流への応募を検討している女性に伝えたいことがあれば教えてください。
武田 ライフスタイルの変化に応じて、働き方を含めた相談ができること。女性が少ないから、前例がないからという理由で、社員一人ひとりの事情や想いをないがしろにしない組織であることは、面接時点で“妊娠3カ月の妊婦”だった私を採用してくれた事実が何より証明していると思います。
千葉 会社に合わせて、何かを我慢したり、今の自分を変えようと頑張る必要はまったくないことを伝えたいですね。今持っている自身の専門性や強みを発揮することに集中できます。お互いをリスペクトし合って、対等に働ける職場です。
前田 お二人が完璧なメッセージを伝えてくれたので、私はひと言だけ。才流には、いわゆる“お局”がいません! 冗談みたいですけど、意外と重要なポイントですよね?(笑)。自律した大人な集団なので、人間関係に悩まずにすむんじゃないかな〜と思います。
安住 今日、みなさんの話を聞いていて思ったのは、女性とか男性とか、普段はまったく意識せずに働けているということ。この座談会で出てきた女性にとっての働きやすさは、男性にとっても同じですよね。「女性だから」「男性だから」を一切感じずにいられることが、本当の意味で安心して働ける職場なのかなと感じました。
※才流ではBtoBマーケティングコンサルタント、営業コンサルタント、インハウスエディターなど絶賛募集中です。この座談会企画で語られていないことや、まだまだ聞き足りないことは、ぜひカジュアル面談でお話しましょう。ご興味のある方は、募集要項をご確認の上、コチラからお申込みください。
(撮影/矢野 拓実 取材・執筆・編集/猪俣 奈央子)