インハウスエディターや管理部門スタッフ、BtoBマーケティングコンサルタントなど、女性メンバーが続々と入社している才流。
「メンバーから見た才流って、どんな会社?」「正直、入社後のギャップはあった?」「フルリモートの会社に中途入社するって寂しくない?」など社員の本音が聞きたいと、2022年7月「才流社員座談会」を企画。メンバー4人が集まり、忖度なしでたっぷり語り合いました!
座談会メンバープロフィール
面談で会った才流メンバーは、みんなマイルドだった?
―― 今日はみなさんで気兼ねなく、ざっくばらんにお話できればと思います! さっそくですが、入社前は、才流に対してどんな印象を持っていましたか?
前田 コーポレートサイトやバナーなど、紺と白で統一されたクリエイティブのイメージが強くて。最初の印象は、“インテリ”かなぁ。女性の気配がまったくなくて、偏差値の高い男子校のような。
千葉 たしかに今年4月に、安住さんと私が入社するまで、女性社員はいなかったわけだから、男性のイメージを持っている方も多いかもしれませんね。私は、“会社”というよりも“コミュニティ”に近いイメージでした。優秀なコンサルタントが集っているコミュニティなのかなって。
武田 私は入社するまで、ほとんど才流のことを知らなくて。だから最初は「面接で会った人の印象=才流の印象」だったんです。みんな、いい人! マイルド!
安住 面接では、誰に会ったの?
武田 カジュアル面談で中澤さん、みずとさんと会って、最終面接は澤井さん。岸田さんは前職の先輩でした。みなさん、マイルドじゃないですか?
(一堂) ああ~!!
安住 とりわけ、マイルドな人たちと会っている気がする…(笑)。
武田 私、だまされてます?(笑)。友人からは「なんでおまえが才流? テンション高いし、浮いてるんじゃない?」って驚かれます。世間的な才流のイメージと私の持つ才流のイメージに結構ギャップがあるみたいで。
安住 おだやかで、いい人ばかりっていうのは本当にそう。これって、実はすごい特徴だと思う。
「ここまで任せて大丈夫?」と内心、驚いた
――「ここは想定外だった!」と、ギャップを感じたことはありましたか?
千葉 ギャップとまではいかないですけど、ここまで権限を持たせてくれるんだ!っていうのは、正直驚きました。
(一堂) ああ~!!!(激しくうなづく)
千葉 私自身、過去にも裁量の大きな会社で働いたことがあります。それでも「こんなに任せてくれるの?」「入社まもない人間に、ここまで任せて大丈夫?」って思ったほどで。最終的な仕事の成果やゴールさえ合っていれば、過程は問わない。このスタンスに衝撃を受けました。
安住 私、才流代表の栗原さんと初めて話したときのことをよく覚えていて。当時フリーランスだった私に、栗原さんが記事制作を発注してくれたんですが、依頼内容が「おもしろければ、いいです」だけだったんです。
前田 えっ!!!
安住 驚きますよね?(笑)。ただ、このスタンスは、今も変わっていなくて。栗原さんは「読者にとっておもしろいか?」を何よりも大切にしている人だなと思います。
ただ、おもしろいというのは、いわゆる「エンタメを追求したおもしろさ」とはちょっと違って。読者の課題を解決したり、気づきがあったり、行動変容がある。読んで「へぇ~」だけで終わらないコンテンツなんですよね。
才流では、再現性のある方法論をメソッドと呼んでいて、栗原さんのいう「おもしろさ」はまさにそれなんです。メソッドの軸さえブレなければ、あとは信頼して任せるスタンスですね。
武田 そのスタンスはコンサルタントも同じかもしれません。クライアントワークの自由度も、めちゃめちゃ高いです。
もちろんココは必ず抑えておく、という成果に直結する重要な型はあります。ただ、それで終わらない。才流独自のメソッドに、コンサルタント自身のノウハウやセンスを乗せながら顧客に合わせた独自の提供価値を創造していく感じが、すごくおもしろくて。
素朴な疑問もSlackに書けば、すぐ誰かが反応してくれる
―― 才流はフルリモート勤務ですよね。社員同士のコミュニケーションはどのようにとっていますか?
千葉 基本的にはSlackですね。テキストコミュニケーションがメインで、ちょっと話したいときにはzoomをつないだり。
武田 Slackでやりとりするとき、みんなDMを使わないのがすごくないですか?「15分、時間もらえますか~?」みたいな個人のやりとりもパブリックチャンネルに書いたり、私のタイムラインに投稿してくれたり。すごく心理的安全性が高い組織だなって感じました。それぞれ個人のタイムラインがオープンになっていて、他人のタイムラインに書きこめるのも新鮮で。
前田 タイムラインを自由に使えるのが良いですよね~。相談事でも、独り言でも、何を書いてもいい場所。
武田 褒めてほしいときに「○○を頑張った!」って、書いてます。
前田 私は、「しんどい」も書いてる(笑)
武田 誰に聞いていいかわからない質問も、タイムラインに書きこむと、誰かしらが見つけて返信してくれます。何なら、質問でも相談でもない「○○が大変」というつぶやきにも、「こうしてみたらいいんじゃない?」っていうアドバイスが、ものの数分で複数もらえる。フルリモートでも寂しくないし、つながっている感じがします。
千葉 オフィスでの雑談が、あちこちのタイムランで行われている感じですよね。会話の中身が、すべてオープンになっているのがラクだし、良いなって。「何の話をしているんだろう?」と気にする必要もないし、お互いに手助けもしやすいから。
武田 「困った~!」ってつぶやくと、栗原さんから「○○はこうだよ」とか、「これを見ておくといいよ」ってNotionのURLが飛んできて……みなさん、最初は驚きませんでした? 社長も同じ目線で、会話してくれるんだ~って。
前田 うん、うん。私は、栗原さんと社員のやりとりの内容にもびっくりして。栗原さんの意見に対して「本当にそうですかね?」「僕はこう思います」みたいに、みんな返してて、えっ、社長にも忖度しないんだって。
武田 Slackのコメント一覧を名前を伏せて出したら、たぶん誰が社長か、わからないんじゃない?
安住 栗原さんって、上から目線が一切ない人ですよね。あんなにビジネスの上級者なのに、学ぶ姿勢や聞いてくれる姿勢が、すごくある。
千葉 朝会や会議のときにも、みんなの意見を聞いてくれる場面がよくありますよね。
―― 「朝会」というのは、どんなことをやっているんですか?
千葉 毎朝9時から30分間、全員参加の会議をしています。毎日入れ替わりで担当を決めて、15分程度、自由なトピックで語ります。発表するコンテンツはほんと何でもいいんですよ。最近ハマっている漫画を紹介する回もありましたし、クライアントワークで蓄積された知見を共有したり、海外移住の検討プロセスを話してくれる人もいます。幅広いです。
安住 朝会は、ほんと勉強になりますよね。
前田 もしも朝会の同席チケットがあったら、それだけでも購入する価値がありそう。
武田 単にマンガを紹介しているだけでも考察が深くて、おもしろいですよね。発表中に、ワイガヤと呼ばれるスレッドに、みんなコメントを書くのですが、「○○が気になる!」とか、「こういう情報もありますよ」とか、リアクションも興味深くて。
千葉 朝会の考察や切り口で、一人ひとりのメンバーのことを理解できるのが、すごくいいな~って思いますね。
安住 もしかしたらフルリモートではない会社より、相手のことを“知っている感”があるかもしれない。プライベートのことまで、自然と知れますよね。たとえば、千葉さんが飼っている犬の名前とか…!
千葉 ありがとうございます(笑)。たしかに家族のことや、これまでのキャリア、最近の興味関心を知っているから、仕事でもコミュニケーションがとりやすいのかもしれません。
メンバー同士の学び合いが、隠れた福利厚生
――才流の「ココが好き!」を教えてください。
武田 最初にくだらないことを言ってもいいですか?
(一堂) どうぞ、どうぞ。
武田 朝会やミーティング中、基本的にみんな、カメラオンなのが好きです。
前田 気にしたことなかったけど、言われてみれば、たしかに!
千葉 社内のルールとして「カメラオンにしましょう」と決めているわけではないんですが。みんな自然と、顔を見せていますよね。移動中でもない限り。
武田 そうなんです。顔を合わせてしゃべれるとやっぱり安心感がありますし、人間できている人が多いなーって思います(笑)。
前田 私の、才流の好きなところは、評価制度がないこと。上司評価もなければ、360度評価もない。めずらしいですよね? 自分の評価や年収を上げるために必死になるんじゃなくて、落ちついて仕事の本質的な成果を追い求められる気がします。
武田 サラリーマン的な思考がなくなるのも、心地いいです。上だけを見て仕事をしている人がいないから。
前田 「評価する人」「評価される人」に分かれないから、太鼓持ちとか、パワハラとか、発生しようがないんですよね。
千葉 そうですよね。少し補足をすると、才流では人を評価をしない人事制度を採用していて、業績が伸びている限り、全社員の給与が上がり、利益剰余金の一部が賞与として均等に分配されます。仮に業績が悪かったり、顧客への提供価値が低かったりするのであれば、見直すべきは戦略や業務プロセス、採用基準や育成制度だと捉えているんですよね。
安住 私にとっての才流の好きなところも、今の話につながっていて。オウンドメディアを運営していると、どうしても目的が集客や売り上げに偏ってしまうことがありますよね。編集者の評価軸も、リード獲得数やPVなどの数字に置かれているという話をよく聞きます。
それが行き過ぎると、読者が置き去りにされてしまうことがあると思うんです。
安住 才流では個人の評価はありませんし、売上だけをコンテンツの目標に置くことはありません。
だからすごく純粋に、メソッドを発信し、より多くの人に使ってもらい、成果を出してもらうことを目指せる。ビジョンが明確だから、コンテンツをつくるときも、迷わず突き進めるんですよね。読者の課題解決のために、惜しみなくお金と時間を使える環境ってなかなかない。編集者として、やりがいを感じる部分です。
千葉 私は今、一人でバックオフィス業務を手がけているんですが、困ったことがあったときに「セキュリティなら、あの人」「管理の構造化なら、この人」というふうに相談相手がたくさんいることが、ありがたいです。ほんと、みなさんさまざまな会社で濃い経験をされていて。才流にいるだけで、めちゃめちゃ知見がたまります。社内にいながら、有識者にインタビューしているような気持ちになる。みなさん、惜しみなく知識を共有してくれますよね。
前田 みんな忙しいはずなのに、相談しても、嫌な顔をされたことないなぁ。
安住 うんうん。人から学べる喜びって、ありますね。みんな、ほんとに面倒見がいい。
武田 実は、隠れた福利厚生なんじゃないかな、って思います。
才流女子座談会、まだまだ続きます! 後編では、才流でキャリアを築いていく価値や働く女性ならではのお話も。ぜひ、後編もご覧ください。
(撮影/矢野 拓実 取材・執筆・編集/猪俣 奈央子)
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