【ご依頼前の課題】
ー 才流以外に比較検討された会社はありましたか。才流に依頼した決め手は何だったのでしょうか。
友澤 親会社であるサトーと取引実績があり、社名を知っていた才流と、もう1社で比較検討しました。
才流は、サイト上でBtoBマーケティング関連のメソッドを、誰もが見られるようにオープンにされていますよね。個人情報を入力しなければ記事を見られない企業もある中で、このスタンスには、個人的にも好感が持てました。
最終的なジャッジは、当社代表の橋本が行ったのですが、2社によるプレゼンテーションが行われる前から「才流に決まるだろう」という予感はありました。
というのも、才流の担当者は、プレゼンの前にたくさんの質問をしてくれたんです。当社のことを知ろうとさまざまな問いかけをし、ディスカッションをして、目線合わせをしてくれた。
プレゼンテーションが始まる前に、すでにサトーヘルスケアについて十分な理解を得ていたわけです。この姿勢が、最終的に精度の高い提案につながったのだろうと思います。
藤原 今回のプロジェクトのゴールは、「ナーチャリングプロセスにおけるマーケティング活動で、自走できる体制を構築すること」としました。
サトーヘルスケア様が手がけていらっしゃるヘルスケア領域は広く、顧客層も多岐にわたります。そこで改めて、丁寧に競合調査や顧客理解を深めるためのインタビューを行いました。
ターゲットの購買プロセスはどうなっているのか、どのようなコミュニケーションをとればいいのか。分析をもとに、戦略を立てていきました。スピーディーにインサイドセールスの最適解を知りたいと思っていた、私たちのニーズに応えてくれるものでした。
また、本社の協力を得ながら開催してきたウェビナーも、自社だけで企画から告知、配信まで完遂できる体制ができあがりつつあります。自立自走できると思えたのは才流の支援のおかげです。今後はウェビナーの回数も増やし、よりスピード感を持って取り組んでいきたいと考えています。
実は今年2月にBtoBマーケティングの経験者である松山が入社しました。4月からはチームの責任者を任せています。いい形で、松山にバトンパスできたことも非常に良かったです。
松山 才流からの支援のおかげで、私自身はコンテンツ制作に注力でき、Webサイトやホワイトペーパー、動画など、年間40くらいのコンテンツを生み出せる見通しが立っています。
昨年の制作実績が6~7くらいですから、その差は歴然ですよね。有益なコンテンツをスピーディーにつくれる体制を築けたのも、支援の成果です。個人的に好印象だったのは、お二人とも過剰に期待値を上げるような発言をしないこと。
「インサイドセールスに特化すれば、これだけホットになります」とか煽るようなことは言いません。だからこそ、Webサイトからの流入でどれだけリードを獲得できるかといった目標数値の議論ではなく、当初からインサイドセールス向けの本質的なコンテンツづくりに力を注げたのだと思います。
過剰な演出をしないことでかえって信頼できましたし、真摯な対応だなといつも感じていました。
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