本企画は、広告出稿のポイントを媒体別に解説するシリーズです。第三弾として、ニュース系媒体「NewsPicks（ニューズピックス）」を取り上げます。NewsPicksは、株式会社ニューズピックスが運営する媒体で、次世代のビジネスリーダー層が主な読者です。
今回も広告出稿のポイントを探るため、ユーザー（読者）インタビューや、媒体の「中の人」へのヒアリングを実施しています。
媒体資料で触れられることの少ない、実際のユーザー（読者）の考えや行動から、攻略のヒントを探ります。ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
才流では広告出稿で課題を感じている企業さまを支援しています。広告出稿でお困りの方はお気軽にご相談ください。⇒サービス紹介資料の無料ダウンロードはこちら
本企画（『掲載前に押さえておきたい広告出稿のポイント』シリーズ）の取材にご協力いただける媒体社様を募集しております。広告記事ではございませんので、費用は発生いたしません。
媒体概要（NewsPicksとは？）
株式会社ニューズピックスが運営するNewsPicksは、718万人のユーザーを抱える国内最大規模の経済ニュースプラットフォームです。
厳選した経済ニュースとオリジナルコンテンツを提供し、各コンテンツに各界の有識者・専門家などのコメント・解説を加えて読者に提供しています。
NewsPicksで最も取り扱いの多い広告商品は、ブランドストーリー（スポンサード記事）。企画・コンセプトワークのご提案から、取材・撮影・ライティング、グラフィック等の制作作業まで実施するタイアップ記事です。
NewsPicksユーザー（読者）の利用実態
ユーザー（読者）の利用実態を理解するため、NewsPicksの利用ユーザー3名へのインタビューを実施しました。
NewsPics利用ユーザーインタビューサマリー（PDF形式）のダウンロードする※個人情報の入力は必要ありません。 クリックするとファイルがダウンロードされます。
インタビューの詳細はスライドにまとまっていますが、ポイントは以下のとおりです。
■ 有識者の解説に価値を感じている
有識者の客観的な解説に価値を感じているユーザーが多い。スポンサード記事においても、有識者のアサインが有効であると考えられる
■ 製品・サービスを「深く理解する」きっかけになっている
製品・サービスを「深く知ってもらう」ために活用する
■ 採用応募のきっかけになっている
採用広報を目的としたスポンサード記事も有効だと考えられる
■ 動画番組に価値を感じている
動画番組に価値を感じているユーザーが多い。目的や予算次第だが、動画番組とのタイアップも検討すべき
■ 興味をもったサービスは、ベンダーサイトで資料請求や問い合わせをしている
ベンダーからのアプローチがなくとも、興味がある製品・サービスの場合、自発的にベンダーサイトで資料請求や問い合わせを行っている
■ スポンサード記事だから「読まない」わけではない
スポンサード記事と気づいたとしても、読むかどうかはコンテンツ次第である
媒体の「中の人」に聞く、広告出稿のポイント
ユーザー（読者）の利用実態をふまえ、どのように媒体を活用すれば効果的な広告出稿ができるのか。NewsPicks ブランドデザイン事業部 事業統括の奥野 陽介様に伺いました。
–まずは、どのような企業がNewsPicksに広告出稿しているか教えてください。
大きなくくりでいうと、BtoB企業が2/3、BtoC企業が1/3程度です。BtoB企業は、SaaSベンダーやコンサルティング企業など、さまざまな業界から出稿いただいています。BtoC企業は、英語教育など、ビジネスパーソンの「学び」に関するサービスでのご出稿が特に多いです。
–広告出稿の目的をどのように設定することが多いのでしょうか。
目的は「製品・サービスのプロモーション」が40%、「コーポレートブランディング」が40%、「採用広報」が20%程度です。
「製品・サービスのプロモーション」は、特に「市場啓蒙」を得意としています。
–目的別でどのような記事を作っているのか。実際のアウトプット事例をご紹介いただけますか。
以下に実際の記事を掲載させていただきます。コンテンツ企画の参考にしていただければと思います。
■ 製品・サービスのプロモーション
【証言】今、B2B企業が「目の前の売上」より重視していること（株式会社オンリーストーリー）
【夢の対決】佐山vs楠木vs小川 経営ゲームでガチバトルしてみた（株式会社NEXERA）
※有識者をアサインした記事
■ 採用広報
【独占】メルカリ山田進太郎が語る、真に強い 「組織と人」とは （株式会社メルカリ）
–NewsPicksでリードを獲得することはできますか。
リードの獲得が目的であれば、イベントプランがおすすめです。
NewsPicksが、貴社のイベントをゼロからトータルプロデュースいたします。認知や市場啓蒙だけでなく、リードの獲得も両立できます。
企画やご予算にもよりますが、500件を超えるリードの獲得が見込めます。
‐他のニュース系媒体との違い・特徴をお教えください。
「次世代のビジネスリーダー」と表現していますが、他のニュース系媒体と比較して、ユーザーの年齢層が若いことが特徴の1つです。40歳未満のユーザーが全体の63%を占めています。
また、過去や現在よりも、「未来」に視点を置いたコンテンツが多いことも、NewsPicksの特徴だと考えています。
それゆえ、スタートアップ企業の「グロース戦略」から、大手企業の「パーパス発信」まで、未来起点のメッセージ発信の場としてご期待いただくことが多いです。
インタビューは以上です。
本企画は、広告出稿のポイントを媒体別に解説するシリーズです。媒体への広告出稿の際に、参考になれば幸いです。
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取材協力
奥野 陽介氏
ECコンサルタントを経て、株式会社博報堂DYデジタル（現デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社）で一般消費材、航空、医薬品メーカー等のマスを含めたデジタルマーケティングの全体設計、実行支援に携わる。局長(シニアマネージャー)として関西支社統括を経て、2020年7月よりNewsPicksに参画。2022年5月より、Brand Design(広告事業) の事業責任者として、事業全体を管掌。
