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BtoBのメールマガジンで成果を上げる38のチェックリスト

メールマガジンは、BtoBマーケティングにおけるコミュニケーション設計において、リードが次のステップへ進むきっかけとなる重要な施策のひとつです。リードと継続的にコミュニケーションをとることで、自社やサービスに対するより深い理解を促せます。

BtoBマーケティングにおけるコミュニケーションの階段設計

今回は、メールマガジン配信・一斉メール配信サービス「配配メール」を提供する株式会社ラクスのマーケティング・クラウド事業部の事業部長である安藤 健作氏に監修していただき、BtoBマーケティングおけるメールマガジンで成果を上げる38のチェックリストを作成しました。

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「これからメールマガジンを配信していきたいが、正しいやり方がわからない」「メールマガジンの改善をしたいが、社内にノウハウがない」などの課題をお持ちの方は、ぜひ本記事とチェックリストを参考にしてみてください。

目次[非表示]

  1. 1.メールマガジン配信における、リード取得時のチェックリスト
  2. 2.メールマガジンの配信リストに関するチェックリスト
  3. 3.メールマガジンの配信頻度と計測のためのチェックリスト
  4. 4.メールマガジンの内容に関するチェックリスト
  5. 5.メールマガジンの効果測定に関するチェックリスト
  6. 6.メールマガジン配信後のフォローに関するチェックリスト
      1. 6.0.1.作成協力者

メールマガジン配信における、リード取得時のチェックリスト

リードに対して、メールマガジンを配信できるかどうかは、個人情報取得時に決まります。

「特定電子メール法」により、広告や宣伝のメールを送る場合、受信者の許諾が必要なためです。許諾を得ずにメールマガジンを配信すると法律違反になります。必ず個人情報を取得するフォームで許諾を得ましょう。


参考:メルマガの法律『特定電子メール法』とは?オプトイン・オプトアウトも解説|Mail Marketing Lab(メルラボ)

■メールマガジン配信おける、リード取得時のチェックリスト

  • フォームでメールマガジンを送信するパーミッション(許諾)を取得しているか?
  • プライバシーポリシーに個人情報の利用目的を明記しているか?

メールマガジンの配信リストに関するチェックリスト

自社が配信するメールマガジンの不達の割合が多いと、配信したメールマガジンが自動的に迷惑メールと判定される可能性が高まります。不達が発生した場合、不達の理由を確認し、必要に応じてデータベースや配信リストから削除するなどの対応をしましょう。

また、ホットーリード(※1)とコールドリードに配信リストを分け、配信するメールマガジンの内容を分けることも効果的です。

※1:ホットリードとは、サービス導入の検討フェーズに入り、数ヶ月以内に商談に結びつきそうな状態のリード。逆に、サービスに関する興味が薄く、課題も顕在化していない情報収集段階のリードを「コールドリード」と呼ぶ。

■メールマガジンの配信リストに関するチェックリスト

  • パーミションを取得したリードが配信対象に設定されているか?
  • ホットリードとコールドリードで配信リストを分けているか?
  • 退職者のリードは配信リストから削除しているか?
  • ハードバウンス(永続的なエラー)のリードは、配信リストから削除しているか?
  • ソフトバウンス(一時的なエラー)が一定回数続いたら、配信除外をするルールを決めているか?
  • 購読解除したリードが配信リストから除外されているか?

メールマガジンの配信頻度と計測のためのチェックリスト

メールマガジンは、継続的な配信が欠かせません。最低でも週1回以上は配信しましょう。週1回も配信したら多いのでは?と質問をよく頂きますが、見込み顧客にとって有意義な内容であれば、特に問題ありません。

また、クリック数などメールマガジン配信の効果を計測するために、計測用のパラメータを付与したURLを準備し、メール内に挿入しましょう。

■メールマガジンの配信頻度と計測のためのチェックリスト

  • HTML形式とテキストメール形式のどちらも設定しているか?(マルチパート配信)
  • 週1回以上、継続的に配信しているか?
  • メール内のURLにパラメータを付与し、クリックデータなどを計測できる状態になっているか?
  • DKIMやSPFの設定はしたか?

メールマガジンの内容に関するチェックリスト

メールマガジンの基本は、リードにとって役に立ち、興味のある内容を配信していることです。この前提をふまえ、チェックリストの項目に注意し、読んでもらえる工夫をしていきましょう。

参考:読まれるメルマガの4つの基本|SAIRU NOTE
参考:【資料】メールマガジンのベストプラクティス|株式会社才流

また、購読解除のためのボタンやリンクは、かならず解除しやすいように設置しましょう。購読解除の希望者は、そもそもサービスのターゲットではない可能性が高いです。購読解除ボタンやリンクを見つけにくい場所に設置し、ターゲット外のリードの購読解除を減らしても、マーケティング活動上は意味がありません。

■メールマガジンの内容に関するチェックリスト

  • サービス案内の送信頻度が多くないか?
  • ホットリードとコールドリードで、配信内容を分けているか?
  • メールの送信元(Fromアドレス)は「個人名+サービス名(会社名)」に設定しているか?
  • 件名の内容はリードに開封を促しているか?
  • 件名で20文字以内でメリットを具体的に伝えているか?
  • 件名の内容はタイムリーで独自性が高いか?
  • 件名に記号などの余計な装飾を入れていないか?
  • メールマガジンの冒頭で、個人名を出して挨拶をしているか?
  • メールマガジンの文面の構成は、内容を盛り込みすぎず、「1メール1メッセージ」か?
  • メールマガジンのファーストビューにURLやCTAボタンを設置しているか?
  • メールマガジンの文面に記号などの余計な装飾を入れていないか?
  • メールマガジン内に、購読解除(配信停止)のリンクをわかりやすく設置しているか?
  • メールマガジン内に、送信者の名称や住所などを明記しているか?
  • 配信前に複数名で誤字脱字やリンク切れなどのダブルチェックを行っているか?
  • PCだけでなく、スマートフォンで正しく表示されるか確認したか?
  • 配信内容の企画会議を行っているか?
  • メールマガジン配信に必要なコンテンツを定期的に作成しているか?
    • 事例、ホワイトペーパー、ブログ記事、ニューリリース、セミナー・ウェビナーなど

メールマガジンの効果測定に関するチェックリスト

不達率が高い場合は配信リストに問題があります。すでに使われていないメールアドレスはデータベースからの削除や配信リストからの除外などで対応しましょう。

また開封率が低い場合は、件名が読者の興味を引く内容ではない可能性が高いです。読者の興味を惹き、開封を促す件名に改善が必要です。

■メールマガジンの効果測定に関するチェックリスト

  • 不達率は5%以下か?
    • 不達アドレス数/配信リスト数×100
  • 開封率は15%を超えているか?
    • 開封された数/配信リスト数×100
  • 開封率が低い場合、配信曜日/配信時間の検証を行ったか?
  • CTOR(反応率)は10%以上か?
    • メール内URLクリック数/開封数×100
  • CTRは1.5%以上か?
    • メール内URLクリック数/配信リスト×100
  • 購読解除率が0.3%以下か?
    • 購読解除数/配信リスト×100

メールマガジン配信後のフォローに関するチェックリスト

メールマガジンは、配信がゴールではありません。

配信後の効果測定やリードの行動データを把握し、次なるマーケティング施策やインサイドセールス・フィールドセールスの活動に活用しましょう。

■メールマガジン配信後のフォローに関するチェックリスト

  • リードごとのメールの開封、クリックを計測しているか?
  • メールの開封・クリックなどの行動データを取得し、インサイドセールス・フィールドセールスにリード情報を共有しているか?
  • メールに直接返信があった際の対応ルールを決めているか?

配信リストを整備し、リードに役立つ情報を届けることでマーケティング成果に繋げることができます。

メールマガジン配信においては、効果数値の分析と現状の正しい理解が重要です。数値が悪い場合や、これからメールマガジンを配信していく場合は、ぜひ本チェックリストを活用してみてください。


作成協力者

安藤 健作 @comune1128​​​​​​​

株式会社ラクス マーケティング・クラウド事業部 事業部長
小売業を経て、2006年、株式会社ラクスに入社。同社でサポートチームの立ち上げ・組織化したのち、マーケティングマネージャを経て、2016年よりMC事業部事業部長に就任。
メールマーケティングサービス「配配メール」、オウンドメディア「Mail Marketing Lab(メルラボ)」総責任者

澤井 和弘

著者/ 澤井 和弘
株式会社才流 コンサルタント

求人メディア運営会社にて営業・マーケティング・新規事業の立ち上げを担当。その後、フィードフォースに入社し、マーケティングチームの立ち上げ・事業責任者などを努め、デジタルマーケティングに関するメディアへの寄稿やB2Bマーケティングに関するイベント登壇などを行う。2019年2月より株式会社才流にてマーケティングコンサルタントとして活動。