セミナー・イベントの一覧ページとは、開催予定・開催終了したセミナーやウェビナーなどのイベントの一覧が掲載されるページです。類似する情報として、配信中の動画や過去のセミナーアーカイブを掲載することもあります。
BtoBマーケティングの定番手法として、セミナー等は広く活用されているため多くの企業がWebサイトに一覧ページを設置しています。
しかし、各企業のセミナー・イベント一覧ページを拝見すると、見込み顧客(閲覧者)にとって最適な情報設計になっているケースばかりではありません。
そこで本記事では、一覧ページを迷わず制作・提案するためのテンプレートをご用意しました。
セミナー・イベント一覧ページテンプレート(PowerPoint版)をダウンロードする
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※個人情報の入力は必要ありません。
※PowerPoint版はクリックするとダウンロードされます。自由に編集して制作指示書などにご利用ください。
セミナー・イベント一覧ページに必要な6つの基本情報
セミナー・イベント一覧ページから、セミナー詳細ページヘのリンクはカードデザインが採用されることが多いでしょう。
そこには、閲覧者がセミナーへ関心を持つために必要な情報を記載します。カード上に必要な要素は、次の6つです。
- セミナーの要件がわかる画像
- 参加者募集中or終了済み
- オンラインorオフライン
- 開催日時
- セミナー紹介の簡単なテキスト
- 有料・無料 ※混在している場合のみ
動画やアーカイブ配信を掲載する場合、それらはライブ開催のセミナーと違って視聴時間に制限がありません。セクションを分けて掲載する、もしくはカード上にその旨を明記すると良いでしょう。
一覧ページが完成したら、そのページのタイトル(titleタグに記載する文言)は「〇〇 セミナー 一覧」など分かりやすいものに設定しておきましょう。ハウスリストが少ない企業でも、検索エンジンを介して多くの人に知ってもらえる可能性が拡がるからです。
動画・アーカイブの掲載について
Webサイト内での動画配信・セミナーやウェビナーのアーカイブ配信について、よく質問をいただきます。
結論、可能であればそれらも実施してみるべきでしょう。
株式会社シャノンの調査によれば、企業の情報収集チャネルとして動画は大幅に増加しております。かつ、動画閲覧の方法としては、ウェビナー形式ではなくWebサイト内での閲覧が望まれていると分かります。
ウェビナーや資料請求同様、フォームにて閲覧申込みを頂いた方に限定公開する場合はリード獲得にも寄与できるでしょう。
一方、ウェビナーのライブ配信とアーカイブ配信の「視聴時間」を比較すると、後者が大幅に短いといった調査結果もあります。
視聴形態やそれに紐づく顧客の意欲に関連した数値の変化だと考えられるので、リード獲得後のアフターフォローについても検討が必要です。
実施後にライブ配信のウェビナーと成果を比較しつつ、改善や撤退を検討してください。
終了済みセミナーの取り扱い
実施後のセミナー詳細ページの取り扱いについて解説します。
セミナー終了後は、詳細ページを削除してしまう方も多いと思いますが、実は残しておくメリットがあります。
セミナーのタイトルや内容は、見込み顧客の興味・関心に基づいて設定されているはずです。Webコンテンツとしての価値があるため、編集次第では検索による流入が期待できるのです。
終了したセミナーページは削除せず、終了の旨を明記した上で、来訪者の興味関心に合わせて適切な情報提供をするコンテンツとして活用するべきでしょう。
例えば、下記のような情報の追加はおすすめです。
- 直近、開催されているセミナー
- イベントレポート
- ダウンロード可能なセミナー資料
- セミナー講師に相談するCTA
過去の参加者の声を掲載する
多くの企業が似たテーマでセミナーやウェビナーを開催するため、どれに参加すれば良いのか迷ってしまう見込み顧客も少なくないはずです。
そのため、参加後に得られるメリットがイメージできるよう、セミナー・イベント一覧ページには「参加者の声」を掲載しましょう。
過去のセミナーアンケートに寄せられたコメントや、SNSでのUGC(感想など投稿)から抜粋して活用してください。
最後に
BtoBマーケティングにおいて、セミナー運用は非常に重要な位置づけとなっております。
運用の成果を最適化するためにも、ぜひ本記事で紹介したテンプレートをご活用ください。事業成長の一助になれば幸いです。