BtoBサイトのチェックリスト⑫ 特長ページ

特長ページは、たとえば競合の商品・サービスと比較する、選定者が決裁者を説得するようなシーンで閲覧されます。「導入のメリット」「選ばれる理由」といったページタイトルがついていることもあります。

ユーザーが最短で商品・サービスの特長を理解できるように、独自の価値や他社との違いをわかりやすく説明しましょう。

ただし、特長ページは基本的にユーザーが閲覧するメリットが少なく、ページビュー数が伸びづらい傾向があります。そのため、かならず作成すべきページではありません。競合する商品・サービスが多い場合のみ、特長ページの設置を検討しましょう。

特長ページを作成しない場合は、ホームで端的に特長を伝えましょう。

特長ページのチェックリスト

︎◻ 企業や商品・サービスの特長が1ページでわかるようになっている

◻ 問題提起 ⇒ 結果 ⇒ 実証 ⇒ 信頼 ⇒ 安心の流れでコンテンツが構成されている

◻ 見出しと本文の内容に相違がない

◻ 見出しは「なぜ得するのか」「どう得するのか」など、ユーザー視点で端的に書かれている

◻ 見出しは本文のフックとして、ユーザーが興味を持ちやすい内容になっている

◻ 見出しは20字程度、最大でも40字以下にまとまっている

◻ 本文は100~200字程度の簡潔な文章になっている

◻ 図を適度に配置し、見出しと一緒に流し読みでも理解できるようになっている

◻ アニメーションのような、ユーザーがコンテンツに没入するのに邪魔な演出をしていない

◻ 意味を持たない飾りだけの写真やアイコンを使っていない

◻ 「ソリューション」「価値提案」などの曖昧で抽象的な言葉を使っていない

◻ 「なぜそれが大事なのか」「なぜそれが求められるのか」といった前提を説明している

◻ ページ下部にCTAを置き、できるだけ1ページでお問い合わせに至れるようにしている

◻ ページ上部にも「効率的に情報を集めたい」ユーザー心理に応えるCTAが置かれている

◻ CTAを押さなかったユーザー向けのコンテンツを提示し、サイト内の回遊を促している

◻ 現場で営業担当者が説明している企業情報、商品・サービスの特長と整合性がとれている

画像:特長ページのワイヤーフレーム
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この記事の著者

才流コンサルタント
渡辺 佳彦 
経営コンサル、EC・メディア運営事業、コンテンツマーケティング支援の経験を経てカオナビに入社し、リード獲得・ナーチャリング部門を管掌。メディア運営を中心としたWebマーケティングに長く貢献。株式会社才流ではマーケティングコンサルタントとして活動。
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