BtoBサイトを改善するときの基本的な考え方

BtoBサイトを改善するときの基本的な考え方は、以下の2つです。

  • ユーザー視点に立つ
  • ユーザーはしっかりサイトをみてくれない前提に立つ

ユーザー視点に立つ

BtoBサイトでは、つい自社の言いたいことを前面に打ち出しがちです。しかし、それではユーザーが興味を持つのはむずかしいため、何を伝えるか、いつ・どこで伝えるか、どのように伝えるか、常にユーザー視点に立って考えましょう。そのためにもユーザー理解が大切です。

図版:ユーザーが知りたいことを(何を伝えるか)、わかりやすいタイミングで(いつ・どこで伝えるか)、わかりやすい表現をする(どのように伝えるか)

ユーザーはしっかりサイトを見てくれない前提に立つ

BtoBサイトに限らず、Webサイトは基本的に流し見をされるものです。ユーザーは細かいところまでは見てくれません。

表現がわかりづらい、レイアウトが見づらい場合、ユーザーがすぐに離脱する可能性もあります。ユーザーはしっかりサイトを見てくれない前提に立ってサイト改善に取り組みましょう

図版:Webサイトの閲覧傾向と初期検討時に閲覧されやすいページ

なお、改善を進めるにあたっては「BtoBサイトの現状把握の進め方」で紹介したチェックリストを確認し、空欄の項目すべてにチェックが入るようにしましょう。

また、サイト改善にあたっては外部の制作会社や社内のデザイナー・コーダーに改修依頼することになりますが、ガイドブックを共有するとスムーズに進められるでしょう。

次のページ以降では、参考としてよくある失敗や成功事例も交えながら改善のポイントを解説します。

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この記事の著者

才流コンサルタント
渡辺 佳彦 
経営コンサル、EC・メディア運営事業、コンテンツマーケティング支援の経験を経てカオナビに入社し、リード獲得・ナーチャリング部門を管掌。メディア運営を中心としたWebマーケティングに長く貢献。株式会社才流ではマーケティングコンサルタントとして活動。
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