NTT東日本の社外研修制度で才流へ。「スペシャリストの中で体系的に学び、メソッドを持ち帰り、活用していきたい」

誰もが知る大企業から、少数精鋭のベンチャー才流へ。

NTT東日本の社外研修制度を利用し、才流にジョインした中澤康太。NTT東日本の中で、BtoBマーケティングを学ぶ必要性を感じていたという中澤は、才流でアソシエイトコンサルタントとして研鑽を積んでいる。

「大手にいたからこそ、大手のお客様の課題や仕組みはよくわかります。自分の経験を活かし、才流のメンバーとしてお客様に貢献したいです」中澤は語る。

なぜ中澤は、才流を選んだのか。そして中に入ってみて、どのような気づきがあったのか。

中澤 康太(なかざわ こうた)

2012年に新卒でNTT東日本へ入社。法人SEとして公共・教育機関のDX支援を行い、大規模プロジェクトのPMを複数経験。18年に同社人事部に異動後、採用担当として新卒採用のマーケティングやイベント企画を実施。20年より、アソシエイトコンサルタントとして才流で活動。

「スペシャリストと一緒に仕事し、体系的にBtoBマーケティングを学びたい」

ー 中澤さんはNTT東日本から社外研修制度を利用して、才流に入社されたんですね。なぜ才流を選んだのか、経緯を教えてください。

まず社外研修制度を利用すると決めたとき、一番に思ったのはスペシャリストと一緒に仕事をし、やりたいことを深めたいという思いです。

規模が大きい会社だと、やりたいことと業務にズレが生じ、スペシャリストではない人と一緒に仕事をする可能性もありますよね。限られた研修期間を有効に使いたいと考えたとき、それではもったいない。業務内容が明らかで、スペシャリストしかいない会社で経験を積みたいと思いました。

才流を知ったのは、黒須さんのYouTube動画を見たのがきっかけでした。最初は「“才流”で“サイル”、変わった社名だな」ということで覚えていたのですが、情報収集をしていく中で、様々なコンテンツで才流の名前を目にしたんです。

もともと、法人SEとして6年間BtoB領域を経験してきたこともあり、BtoBマーケティングの重要性は認識していました。だからこそ才流で働いた経験が、のちの自分にとって大きな財産になるんじゃないか。それが、才流で働きたいと思った理由です。

大企業の中で感じたキャリアへの危機感とBtoBマーケティングの必要性

ー そもそも、社外研修制度に応募した背景には、どのような課題感があったのですか。

会社としての事情でいうと、毎年売上が落ちている中で、何か手を打たなければならないと危機感を持っていました。

また、個人的には「自分はNTT東日本でしか通用しないんじゃないか」という漠然とした不安があったんです。大きい組織やプロジェクトになるほど、1人で完結する業務は少ないです。「自分1人で何ができるんだろうか」「自分はもらっている給料分の利益を出したことがないんじゃないか」と、ずっと感じていました。

大企業では年功序列で上に行けるという仕組みが残っている会社も多いですが、売上が落ちている中で、将来同じ待遇が約束されているとは限りません。ですから、自分自身の成長のために、まだギリギリ若いうちに「まったくダメだな」と言われるような経験があったほうがいいんじゃないかと思ったんです。

NTT東日本の社外研修制度は10年目までの若手社員が対象で、毎年数百名くらいの応募があります。どこに行って、何を学びたいかを自分で選定し、プレゼンを経て選ばれるのは2~3人。なかなか狭き門なのですが、ここで思いを伝え、才流で学ぶ切符を手にしたというわけです。

会社としては、目の前の課題を解決するよりも、広い視野で会社全体を良くしていく視点があるかが選考のポイントのようです。才流での経験がNTT東日本にとっても価値になるだろうと、認めてもらえたんだと思いますね。後から聞いた話では、応募者の中に才流での研修を希望していた人は、私以外にも複数いたようです(笑)。

体系化された才流のメソッドは学びやすく、持ち帰りやすい

ー 才流に入社して、具体的にどのような業務を行っていますか。

コンサルタントの方にアドバイスをいただきながら、アソシエイトコンサルタントとしてプロジェクトを担当しています。マーケティングの経験はなかったのですが、最初の1か月は空いた時間で「SAIRU Academy」の動画を見て勉強し、BtoBマーケティングの全体像を把握しました。

実際に学んでみて、「誰でも80点の施策は打てるようになる」という才流のメソッドを実感しています。才流のメソッドは体系化されていて学びやすいので、NTT東日本に戻る際にも持ち帰りやすいと思います。

ただ経験に基づくお客様との現場対応や、より深い施策を思考し実行するという部分ではまだまだ。コンサルタントの皆さんに教えていただきながら、日々勉強しています。

ー 入社前と入社後、イメージとのギャップや驚いたことはありましたか。

才流に入社する前は、ベンチャー企業は寝る間も惜しんでガツガツ仕事をしているイメージを持っていました。でも才流は違った。いい意味でのギャップでしたね。

「働く時間は少しでも短く、生産性を高めよう」が才流のスタイル。フルリモートで、自分の時間で融通を効かせながら仕事ができること、効率的で生産性が高く働きやすいと思います。

また、大手ではクライアントワーク以外の業務、いわゆる社内業務が多いんです。割合としてはクライアントワーク6割、社内業務4割ほど。例えば大手では、NTT東日本では、若手社員に職場の業務改善などのミッションが与えられています。経営者や管理者の視点を持たせるという良い面もあるんですが、ノルマ的業務になってしまっている面もあると思います。

一方、才流では、メンバーが思ったことをそれぞれ自発的に行う。必要があれば自分自身で考えて動くという部分が、大きな特徴だと思います。

才流での仕事はNTT東日本とは、また違った楽しさがあります。日々の変化が大きくて、例えば3か月後にどんな仕事を受け持っているかはまったくわかりません。今よりも規模も大きくなっているだろうなと予想はしていますが、疾走感があってワクワクしますね。

ー 才流はどのような人に向いていると思いますか。

アソシエイトの人は良い意味で空気を読まないことは大事かもしれません。才流のメンバーはまともに戦ったら勝てないような、ビジネス戦闘能力の高い人たちばかりなんです(笑)。その中で、遠慮しすぎないで聞く、思ったらパッと言えちゃう人がいいような気がしますね。

コンサルタントの人は、スペシャリストでありながらも、バランス力を持っていると思います。正論だけ言っていればいいわけじゃないことを、わかっている。そういったバランス感覚というのは、必要なんじゃないかと感じます。

NTT東日本の社員、才流のアソシエイトコンサルタントとしてのこれから

ー 才流での経験を、NTT東日本ではどのように展開しようと考えていますか。

私が戻ってからやらなければならないことは、NTT東日本でマーケティング全体の価値を高めていくこと。マーケティングの社内での貢献度をあげるために、才流で得た経験やノウハウを展開していきたいです。

ただ、実際にマーケティングの担当者として動くときに、自分だけの力では無理なので、才流のような外部パートナーにお願いしなければならないと思うんです。ですので、外部パートナーへ発注したときに、いいところを存分に引き出せる大手側の担当者になりたいです。

また個人としては、才流で働いたことで、キャリアの選択肢はだいぶ広がったと感じています。もちろん前提として、NTT東日本で貢献しなきゃいけないミッションは持ってきているんですが、他の会社でもこうやって楽しく働けるんだと気づきました。気持ちに余裕があると、仕事にも良い影響があると思いますね。

将来的には、SEとマーケターの両方の経験を活かし、ITコンサルティングのようなことができればいいなと考えています。

ー 才流のお客様には、これからどのような貢献をしたいですか。

先ほども言いましたが、大手って社内業務をする人、社内を見なくちゃいけない人たちがたくさんいるんです。大手の購買行動を身を以て経験していたからこそ、大手のお客様の悩みや課題、ニーズを推察して、提案や日々のプロジェクトの中に活かしていけるんじゃないかと思います。

情報が煩雑な中で、どうしたらいいかわからない状態のお客様は多いんですよね。そこを整理してあげて、方向を示していけるようになりたいです。

まだまだ学ぶべきことは多いですが、限られた期間でもお客様に成果を実感していただけるよう、日々研鑽を積んでいきます。

(撮影=矢野 拓実 取材/文=安住 久美子 編集=中島 孝輔)


中澤 康太 (Nakazawa Kota)

2012年にNTT東日本へ入社。法人SEとして公共・教育機関のDX支援を行う。大規模のプロジェクトにてPMを複数経験。

その後、同社採用担当として新卒採用のマーケティングやイベントの企画を実施。2020年より株式会社才流にてコンサルタントとして活動。