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事業会社の元マーケター、コンサルタントへ転身。才流で見つけたやりがいと挑戦

遠山 聡美
コンサルタント
Toyama Satomi
職種
コンサルタント

才流(サイル)のコンサルタントとして、BtoBマーケティングの支援や新規事業支援に取り組んでいる遠山 聡美(とおやま さとみ)。前職ではBtoBマーケターや事業責任者として、さまざまな経験を積んできた。

しかし、1社に長く勤めるうちに「自分は経験の幅がせまいのではないか」と不安を感じ、転職を考えるようになる。もともと事業会社志向が強く、転職先も事業会社を考えていたという遠山。しかし、彼女が最終的に選んだのは才流だった。

なぜ事業会社のマーケターからコンサルタントへ転身することになったのか。才流を選んだ理由や仕事のやりがいについて話を聞いた。

ゼロから独学で身につけたマーケティングスキル

ー これまでのキャリアについて教えてください。

大学卒業後、オンラインメディア事業やSaaS事業を展開する株式会社イノベーションに入社しました。入社当初はコールセンターのスタッフとして勤務していましたが、メディア事業立ち上げのタイミングで異動になり、本格的なマーケターとしてのキャリアが始まったんです。

イノベーションではデジタルマーケティングを中心に、セールスや広報など幅広い領域に未経験からチャレンジしてきました。やるべき業務はどんどん増えていくものの、マニュアルやフォーマットは何もない状態。社内にSEOやWeb解析の知見もなく、全部自分で調べて実行してと手探りで進めていきました。

ー 幅広いマーケティングの業務に取り組まれてきたそうですが、ほぼ独学だったのでしょうか。

すべてではありませんが、新しく始める業務について詳しい人が社内にいないケースがほとんど。ゼロからのスタートで、やるべき業務を自分で整理していかなければなりませんでした。

でも、自力で調べて学んで覚えていくプロセスは自分に合っているし、好きなんです。むしろ「マニュアルを読め」と言われるほうが苦痛かもしれません(笑)。

写真:才流コンサルタント遠山

ー 在職期間は長かったんですか。

はい。1社に15年近く勤めていました。転職をしようと思ったこともありましたが、いろんな部署で多岐にわたる経験ができたので、気分も新たに頑張れました。とてもよい会社で、キャリアのスタートがイノベーションで本当によかったと思っています。

苦手だからこそ真摯に取り組めたマネジメント

ー 前職で自分のキャリアに影響を与えた出来事を教えてください。

メディア事業立ち上げの際に上司だった方と出会ったことです。当時、若さゆえにじゃじゃ馬な一面もあった私を見捨てることなく、面倒をみてくれました。その方と出会わなければ、私はマーケターとしてのキャリアを続けていなかったと思います。

そんな理想の上司を見ていたので、初めてマネージャーを任されたときは不安でした。人と向き合うのは好きなのですが、マネジメントには苦手意識があって。自分はその上司のように振る舞えるのか、本当に私が適任なのかがわからず、自信を持てませんでした。

ー 理想の上司像があったからこそ、できるかどうか不安だったのですね。

上司との出会いで私の人生が変わったように、マネージャーは他人の人生に影響を及ぼす立場です。苦手だからこそ、ちゃんとやらないといけない。その想いで、どうすればメンバーが働きやすくなるか、どうコミュニケーションをとったらいいかを一生懸命考えて実行していました。

結果として、マネージャーを経験して大きく成長できたし、楽しかったです。ただ、3部門のマネージャーを兼務したときは大変でした。ミーティングが多く、メンバーや事業のことを考えたいのに時間がない。やりたいことに時間を割けないのがもどかしかったです。

コンサル会社に転職するなら今しかない

ー 本格的に転職を考えるようになった思ったきっかけを教えてください。

当時は、事業責任者として忙しくも充実した日々を送っていました。一方で、ひとつの会社に勤め続けている自分は経験の幅がせまいのではないか、とも感じていたんです。もっと視野を広げ、できることのバリエーションを増やそうと思い、転職活動を始めました。

そのころ、知人から「才流はどうか?」と声がかかったんです。才流といえばBtoBマーケティングで有名な会社。興味はあったので、カジュアル面談を受けることになりました。

とはいえ、私自身は事業会社志向が強く、コンサルティング会社への転職は考えていなかったんです。転職活動を進めるにあたって事業会社を候補に入れていたし、実際に事業会社に行くつもりでいました。でも、もしも自分がコンサルティング会社に行くとしたら、才流しかないだろうという気持ちはありましたね。

写真:才流コンサルタント遠山

ー 事業会社への転職を考えていたのですね。最終的に才流を選んだ理由は何だったのでしょうか。

このまま事業会社に転職したら、私はきっとまた5年10年と長く勤めてしまうかもしれない。コンサルティング会社に行くなら今しかないだろうとは感じていました。そんなとき、才流のコンサルタントである武田さんからメッセージをいただいたんです。

才流ならクライアントワークでいろんな経験ができる。自分が今後転職すらしないであろう企業のビジネスに関われる

経験の幅を広げたいと思っていた私には、十分に納得・共感できるメッセージでした。

さらに、内定をもらった後に数名のコンサルタントとお会いして食事をしたことも決め手になりましたね。面白い方ばかりで、それまで才流に対してクールでサバサバしたイメージを持っていたんですが、一気に覆されました(笑)。組織に対する解像度が一気に上がり、才流への転職を決意できました。

支援を通じてお客さまが変化していくのがうれしい

ー才流での仕事のやりがいについて教えてください。

私たちの考えがお客さまとしっかり合致して、プロジェクトがどう進むべきかが決まるとき、コンサルタントとして大きな価値を提供できたと感じます。

私も事業会社時代に経験がありますが、当事者だけで考えていると視野が狭くなってしまって、物事を客観的に見るのが難しくなるんです。だから、第三者の目線を取り入れることが重要になってきます。課題が整理されて、目指すべき方向も明確になりますから。

また、プロジェクトが進むにつれ、お客さまの意識も変化していきます。お客さまの行動が徐々に自発的になっていくのを目の当たりにすると、とても嬉しいですね。

ー入社前後で印象が変わったことはありますか。

入社前、才流では業務が完全に仕組み化されていて、メソッドやテンプレートどおりに進めていくのだと思っていました。でも、実際にコンサルタントとしてお客さまと向き合うと状況はさまざまです。施策についても、やる、やらないをその場で取捨選択しながら進めていくので、試行錯誤やアイデアを出す余地がたくさんあります。

お客さまにどんな提案をすればいいのか、100%の正解はありません。迷うこともあるけれど、その過程がコンサルタント一人ひとりの価値を出すチャンスでもありますし、その探求が楽しいんです。

写真:才流コンサルタント遠山

もちろん、すべてをゼロから作っていると本質的なコンサルティングの部分に時間を割けなくなってしまいます。既存のメソッドを上手く使ったり、新しいメソッドを開発したりしながら、仕事のやり方を磨いていけたらいいなと思っています。

ー入社後、メンバーに対しての印象も変わりましたか。

入社前に抱いていたのは、各自がバラバラに動いている個人プレイヤーの集まりというイメージ。でも実際は、みんなでよく相談し合うコミュニケーションが活発な組織だったので、最初の印象とは大きく変わりました。

優秀かつ個性的な人が多く、泥臭くて熱い一面もあります。これはうれしいギャップでしたね。

顧客の成功にフォーカスして、3倍の価値を提供したい

ー働きやすいと感じるのはどんなときですか。

才流では、業務に集中できる環境が整っているんです。無駄な仕組みがないからこそ、お客さまの成功にフォーカスできる。自分にとって、これはとてもありがたいですね。

フルリモートの環境ですが、メンバー同士のコミュニケーションは活発で、よく飲みに行きますよ。私は麻雀が好きなので、麻雀大会を開催したこともあります。参加者は随時募集中です(笑)。

才流のメンバーは、仕事に対しては真摯でプロフェッショナルな姿勢で臨みますが、プライベートでは茶目っ気たっぷりで遊び心があるんです。一緒に集まったときには、カラオケや卓球、ダーツなど全力で楽しんでいます。

写真:才流コンサルタント遠山

ーこれから、才流でどのようなコンサルタントになりたいですか。

まずはお客さまが求める結果をしっかり出して、満足していただくことが重要です。

お客さまが才流のコンサルタントに求める期待値は高いです。プレッシャーもありますが、それが自分のやりがいにもつながっています。「才流の遠山」として、自分の提案や発言がお客さまの安心・信頼につながるようなコンサルティングを提供してまいります。

また、才流には「顧客にいただいた対価の3倍以上の価値を提供する」という考え方があります。つまり、コンサルティングを通じて、お客さまが期待する以上の価値を感じてもらうことを目指しているんです。才流の姿勢を表すこの考え方を基本方針として守っていきたいです。

今後は、メソッドや型を大切にしながらも、お客さまの状況に合わせて必要なものを提供できるように、自分自身のスキルや知識の幅を広げようと思っています。自分にできることをもっともっと増やして、コンサルティングの質を高めていくのが目標です。

(撮影:ヤマダヤスヒコ)

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