TIPS|メーカーが把握している案件は氷山の一角

図版:顧客の担当者とパートナー営業担当者の対話を示す図。以下のやり取りが含まれている。顧客の担当者:「〇〇の効率化をしたくて、チャットボットかFAQサイトを検討しているんだけど、おすすめありますか?他社ってどうしているの?」パートナー営業担当者:「〇〇を効率化するなら(商品・サービス名①)や(商品・サービス名②)が適していると思います。弊社でも提案できるかもしれません。詳しくお聞かせいただけますか?」顧客の担当者:「ありがとうございます。まだ情報収集段階なので、検討が進んだら改めて声をかけますね。」その後、「音沙汰なし」と記載された矢印が表示されている。

上記はパートナーと顧客の間でよく交わされるものの、メーカーの営業担当者は把握できていないやりとりです。ここでいかにパートナーが商品・サービスの魅力を伝えられるかで、案件数に差が出ます。

顧客の購買プロセスには、案件になる前の情報収集フェーズが存在します。この情報収集フェーズでは、顧客はパートナーに抽象的な相談を持ちかけ、パートナーは何らかの回答をしています。ここでパートナーが自社の商品・サービスを想起すれば、顧客に紹介してもらえる確率が高くなるのです。

図版:顧客とパートナー間のやりとりは商品・サービス紹介前の情報収集段階から始まっていることを示す図。情報収集段階でよくあるやりとり(例)として、以下のやりとりが書かれている。顧客:「動画を共有したいけど、いい方法を知ってますか?」「YouTubeと何が違うの?」パートナー:「うちは動画共有なら(商品・サービス名)を使っていますよ。」このやりとりにより、情報収集段階で顧客の抽象的な相談に対し、何かしらの商品・サービスの紹介が行われていることが説明されている。
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