STEP4.パートナーとの契約締結条件を決める

支援内容が決まったら、パートナーとの契約締結条件を検討します。

契約締結条件を検討するときのポイント

立ち上げフェーズでは相性がよいパートナーの見極めを優先するため、契約締結のハードルが高くなる加入・継続条件は必ず入れる必要はありません。まずは最低限の内容に留めておき、事業の状況や商品・サービスの特性を鑑みて改めて検討しましょう。

図版:パートナーの立ち上げフェーズと成長フェーズにおける条件を示した図。立ち上げフェーズはパートナーのスキル向上・リレーション強化・モビベーションの確認を目的として、パートナーの社内導入、窓口担当者の設置、販売計画の策定、法人格をもつ企業のみなどの条件を設定する。成長フェーズは、パートナー管理コストの抑制と顧客の成功を目的として、従業員数○○名以上、加入金・年会費の設定、認定取得者○○名以上、事例の提出などを設定する
パートナー制度の加入・維持条件を決める

(参考)SaaS事業者におけるパートナー契約の加入・維持条件

参考として、SaaS企業各社のパートナー契約の加入・維持条件を整理しました。

フェーズ会社名カテゴリー社内導入年会費窓口担当者の設置ビジネスプランの策定販売実績認定
取得者
立ち
上げ期
A社CMS
B社経費精算システムなど
C社採用管理
システム
成長期D社電子契約
社内導入
E社広告
ツール

社内導入
任意
連続
成長期
F社帳票
サービスなど
Hub
Spot
MA
ツール

社内導入
任意
Amazon(AWS)クラウド
サービス
2,500
USD/年
サイボウズkintoneなど
10万円/年
(参考)パートナー契約の加入・維持条件
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