ユーザーの「効率的に情報を集めたい」というニーズに応えるのも、コンバージョン率を向上させるうえでは重要です。ここでは資料ダウンロードページにおける改善のポイントやコンテンツの例を紹介します。
複数の資料をセットにしてダウンロードできるようにする
ダウンロード資料が複数ある場合、ユーザーはどれをダウンロードすべきか検討する必要があります。そこで「お役立ち資料3点セット」「●●がわかる資料3点セット」のようなCTAを用意しておけば、「とりあえずこれ」という心理が働き、迷わずにダウンロードできます。
セットにする資料は、見込み顧客からよく聞かれることを網羅したもの、反応がよいものにしましょう。才流でもいくつかのパターンで検証しましたが、無駄に資料の数を増やしても意味はなく、3点セットがちょうどよいバランスです。
ユーザーにとって「うれしいコンテンツ」を取り入れる
才流が2021年に実施したアンケート調査において、「お役立ち資料(eBook・ホワイトペーパー)に記載があると嬉しい情報は何ですか?」で最も多い回答は「調査データ」でした。ユーザーに喜ばれるコンテンツにするために、調査データを積極的に取り入れることを推奨します。
ちなみに「お役立ち資料(eBook・ホワイトペーパー)のページ数は何ページが望ましいですか?(単一回答)」に対する回答は「10ページ以内」「11~20ページ」「21~30ページ」がほぼ同程度で、合算すると約80%を占めました。お役立ち資料は多くても30ページ以内を目安に制作することをおすすめします。