BtoBサイトの改善ポイント④ 資料ダウンロードページ

ユーザーの「効率的に情報を集めたい」というニーズに応えるのも、コンバージョン率を向上させるうえでは重要です。ここでは資料ダウンロードページにおける改善のポイントやコンテンツの例を紹介します。

複数の資料をセットにしてダウンロードできるようにする

ダウンロード資料が複数ある場合、ユーザーはどれをダウンロードすべきか検討する必要があります。そこで「お役立ち資料3点セット」「●●がわかる資料3点セット」のようなCTAを用意しておけば、「とりあえずこれ」という心理が働き、迷わずにダウンロードできます

セットにする資料は、見込み顧客からよく聞かれることを網羅したもの、反応がよいものにしましょう。才流でもいくつかのパターンで検証しましたが、無駄に資料の数を増やしても意味はなく、3点セットがちょうどよいバランスです。

画像:資料ダウンロード画面

ユーザーにとって「うれしいコンテンツ」を取り入れる

才流が2021年に実施したアンケート調査において、「お役立ち資料(eBook・ホワイトペーパー)に記載があると嬉しい情報は何ですか?」で最も多い回答は「調査データ」でした。ユーザーに喜ばれるコンテンツにするために、調査データを積極的に取り入れることを推奨します。

グラフ:あると嬉しい情報は「調査データ」と回答した人が最多

ちなみに「お役立ち資料(eBook・ホワイトペーパー)のページ数は何ページが望ましいですか?(単一回答)」に対する回答は「10ページ以内」「11~20ページ」「21~30ページ」がほぼ同程度で、合算すると約80%を占めました。お役立ち資料は多くても30ページ以内を目安に制作することをおすすめします。

円グラフ:望ましいページ数として「30ページ以内」と回答した人が約80%を占める
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この記事の著者

コンサルタント
渡辺 佳彦 
経営コンサル、EC・メディア運営事業、コンテンツマーケティング支援の経験を経てカオナビに入社し、リード獲得・ナーチャリング部門を管掌。メディア運営を中心としたWebマーケティングに長く貢献。株式会社才流ではマーケティングコンサルタントとして活動。
基礎から実践までこれ一冊で学べるBtoBサイト改善のガイドブックはこちらから無料でダウンロードできます。

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