BtoBとBtoCの違い

BtoBとBtoCには次のような違いがあります。ユーザー視点に立ってBtoBサイトを改善するために、理解しておきましょう。

BtoCBtoB
対象生活者法人や団体
顧客数多い少ない
購買関与者一人複数人、かつ多層
利用者多くの場合、購買者と同じ購買者と同じとは限らない
購買目的所有、体験、課題解決課題解決
検討期間短期間長期間
購買時に重視する点ブランドや付加価値も影響機能や実績
購買単価少額(数百円〜数万円)高額(数十万円〜数億円)
商品・サービスの置き換え容易困難
購入元販売員やECサイト営業パーソン

ほかにもBtoBの特徴として、次のようなものがあります。

顧客側

  • 自分の財布から購入するわけではない
  • 失敗回避の心理が働く
  • 予算や決算期という概念がある
  • 決裁者と現場の担当者でBtoBサイトを訪問する目的が異なる

提供側

  • 広告の出稿先が少なく、BtoBサイトの重要性が高い
  • BtoBサイトで取得したリードのLTV(※)を計測する難易度が高い

※LTV:Life Time Valueの略。1顧客が生み出す粗利の合計(顧客生涯価値)のこと

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この記事の著者

コンサルタント
渡辺 佳彦 
経営コンサル、EC・メディア運営事業、コンテンツマーケティング支援の経験を経てカオナビに入社し、リード獲得・ナーチャリング部門を管掌。メディア運営を中心としたWebマーケティングに長く貢献。株式会社才流ではマーケティングコンサルタントとして活動。
基礎から実践までこれ一冊で学べるBtoBサイト改善のガイドブックはこちらから無料でダウンロードできます。

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