TIPSとして、コンパニオンと外部ディレクターを外注するときのポイントを紹介します。
コンパニオン
先述したとおり、リソースが足りない場合はコンパニオンには集客やバーコードの読み取り、ノベルティ、カタログ・パンフレットの配布、受付での対応といった業務を依頼します。
できるかぎりリード獲得数を伸ばしたい場合も、コンパニオンを使った集客に取り組みましょう。コンパニオンは集客のプロフェッショナルなので、大きな成果が見込めます。
コンパニオンを活用したい場合は、展示会やイベントのコンパニオン派遣を行っている企業に依頼します。単価は1人あたり1日20,000円程度が相場です。
コンパニオンに依頼する主な業務
コンパニオンには、次のような業務を依頼します。
- ブース前での集客
- 来場者の集客(声かけや誘導)
- ノベルティ、カタログ・パンフレットの配布
- ブース内での対応
- バーコードの読み取り
- 受付での業務
- 問い合わせ対応
- 獲得したリードやヒアリングシートの集計
コンパニオン活用のメリット
コンパニオンの活用には、次のようなメリットがあります。保有リード数が1万件未満の場合は、積極的に活用してハウスリストの拡充に取り組みましょう。
- 社員が接客に集中できる
- 名刺・バーコードを効率的に獲得できる
- ブースへの集客効果を大きくできる
コンパニオン活用のデメリット
一方、次のようなデメリットもあるため、覚えておきましょう。
- 一定のコストがかかる
- コンパニオンの教育・指導のリソースが必要
- オペレーションの煩雑さが増す
外部ディレクター
社内のリソースだけでブース運営ができない場合、外部ディレクターの活用も有効です。
ノベルティ・チラシの補充、集客スタッフや説明員の立ち位置の補正、シフト管理、セミナーの運営や進行管理などを依頼します。外部ディレクターを活用することで社員のリソースが確保でき、社員が説明員の役割に集中できます。
人材派遣会社に依頼するケースが多いですが、可能であればブース装飾の専門企業や代理店に信頼できる人材を紹介してもらうとよいでしょう。
ディレクターに依頼する主な業務
リソースが足りない場合は、外部ディレクターの活用を推奨します。自社の社員が接客に集中できるようにするのが大きな狙いです。
次のような業務を依頼しましょう。
- スタッフの管理
- ノベルティ・チラシの補充
- 立ち位置の補正
- 集客支援(声出しやパネルでの集客)
- シフト管理
- 獲得数の集計
- 獲得状況に応じた改善対応
- セミナーの進行管理
- 音響やパソコンの確認
- ステージ間のスライドの設定
- 開始○分前から集客の指示
- 登壇者のアテンド
- パソコン操作の確認
- 開始の指示出し
- 時間の管理
- 終了時の集客