パートナーの心をつかむ「協業提案資料」テンプレート

協業提案資料とは、パートナーに「なぜ自社と組むべきか」を伝え、契約の合意を得るためのプレゼンテーション資料です。

多くのメーカーは機能やスペックの羅列に終始しがちですが、パートナーが求めているのは「協業することで得られる事業としてのメリット」です。パートナー企業の担当者が社内で稟議を通しやすいよう、市場性や収益性を一本のストーリーとして語ることが重要です。

テンプレートは2つのサイズあります。

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協業提案資料の構成

協業提案資料は、パートナーが抱く「4つの疑問」を順に解消する以下の構成(ストーリーライン)で作成します。

Why Now(市場性):なぜ、いま動く必要があるのか

市場の成長率や法改正など、外部環境の変化を示し、「今取り組まないと機会損失になる」という緊急性と参入の好機を伝えます。

Why Us(優位性):なぜ、自社を選ぶべきなのか

ポジショニングマップや導入実績を用いて、競合他社との違いや自社独自の強みを示し、「勝てる商材である」という根拠を提示します。

Why You(親和性・収益性):なぜ、貴社と組むのか

パートナーにとっての具体的なメリットを伝えます。現場担当者には「粗利シミュレーション」などの収益性を、経営層には「既存事業とのシナジー」などの親和性を訴求しましょう。

Future Fit(将来性):中長期でどのような世界を目指すのか

短期的な売上だけでなく、3〜5年後のビジョンやロードマップを共有し、長く協業する価値のあるパートナーであることを示して決裁者の背中を押します。

パートナーへのご提案の際に、ぜひご活用ください。

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この記事の著者

シニアコンサルタント
桂川 誠 
東証プライム社員5,000人のメーカー系商社で、SE・法人営業を経て、10年超にわたりPMMとして事業を管轄。BtoBマーケティング全域およびアライアンスを展開後、全社のデジタルマーケティング戦略を担う。才流ではパートナー支援事業の責任者およびコンサルタントとして活動。ITサービス、製造業などの業界を中心に、BtoBマーケティング、パートナー戦略などの支援を行なっている。
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