BtoBマーケティングを武器に、善意ある人たちの背中を押し続けたい。

「何らかの状況でやりたいことができない、がんばれない人がいる。どうしてそうなってしまうのか、子どもの頃から漠然と考えていました。」

2020年4月に第二新卒として才流に入社した小寺はるかは、自身が長年持ち続けた課題感についてこう話す。

東京大学で社会学を学び、課題解決の手段を模索してきた彼女は、なぜBtoBマーケティングの道を選んだのか。才流を選んだ理由、入社後に感じたこと、そして目指す自分の姿について話を聞いた。

小寺 はるか(こてら はるか)
2017年に東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程終了後、同大学院学際情報学府文化人間情報学コースへ進学し、2019年に卒業。新卒でUI・UXコンサルティングファームのbeBit(ビービット)に入社後、UI・UXデザイン、他社と共同のプロジェクト、業務提携に従事。2020年4月に才流に入社。

(撮影:神 颯斗 @PHOTOGRAPHERJPN  取材/文:安住 久美子 @081123tadatama 編集:中島 孝輔 @KosukeNakajima_

10歳から持ち続けた課題感に、才流のミッションが響いた

ーー才流に入社したきっかけを教えてください。

才流の「才能を流通させる、善意ある人たちの背中を押す」という考えに共感したことがきっかけですね。

私は昔から、何らかの状況でがんばれない人、したいことができない環境に置かれた人があるべき方向に進むために、背中を押すような生き方がしたいと思ってきました。

この価値観を感覚として持ったのは、中学受験を考えはじめた10歳頃だったと思います。私は地方出身なので、大学進学が当たり前というような環境ではありませんでした。教育や大学への進学が当たり前じゃないことや環境の違いはなぜ生まれるのか、漠然と考えるようになりましたね。

今思えば、目覚めの早い子どもだったと思います(笑)。特に私は、本から大きな影響を受けました。図書館に通いつめるような子どもだったので、知識がそこにあり、ナレッジがそこにあったことが、私の原動力でしたね。

その後高校、大学と進むわけですが、私の場合は周囲のサポートや本との出会いといった環境があったからこそ、その選択ができたんだと思います。

 

ーー大学では社会学を専攻していたということですが、BtoBマーケティングにはもともと興味があったのですか?

前職の頃にBtoBマーケティングという領域があると知り、どんな人が、どんな課題意識を持っている業界なのか、興味を持って見ていました。情報収集する中で、代表の栗原のTwitterやウェビナーに出会い、才流が「善意ある人たちの背中を押す」という姿勢で、マーケティングを実践集団であると知ったんです。

他にもBtoBマーケティングで素敵な会社はたくさんありますが、才流のメッセージじゃなければ、私はこの業界に入っていなかったと思います。2020年1月にカジュアル面談を申込み、2回の面接と筆記試験を経て、申込みから2か月ほどで内定をいただきました。

面接時には、「教育やソーシャルの分野にも興味があり迷っている」と率直に話しました。栗原から「将来的にどの分野に行くとしても、"マーケティング”という武器を持っていくのは有効ではないか」という言葉をいただき、これが入社の決め手になりました。

 

ーー大学での研究や活動について教えてください。

大学時代にもっとも注力したのは、勉強と研究です。教育・社会学の中でも、科学社会学とメディア論というテーマで、「知識がどうやって人に伝達するのか」を勉強していました。

勉強以外の活動としては、サークルを3つ掛け持ちし、アルバイトもしましたし、短期留学にも行きました。とにかく、やりたいことは全部やったと言える大学時代だったと思います。大学時代に出会った華道やバリの伝統舞踊は、今も趣味として続けています。

自分自身が知識を伝達する人でありたいし、知識や表現を生み出す人でありたいという考えは、ずっと変わっていません。

 

才流には「フラットに議論し、徹底的に課題と向き合える」環境がある

ーー才流に入社し、雰囲気や業務の進め方などで感じることを教えてください。

みなさんがハイレベルであり、新入りの私に対しても、非常にフラットに対応してくださいます。わからないことは、いつでもSlackで質問できますし、どの方も丁寧にお答えくださる。この環境は、どの会社でも担保されてはいないと思いますね。

また、才流は本質的な仕事をする会社だと感じます。才流のクライアント様は善意を持った方が非常に多く、社会に対して「こういう価値を提供したい」という思いを持っている会社が多いんです。

「クライアント様の思いに対し、我々はどういう訴求をすれば、最大限貢献できるか」を徹底的に考えられる環境があります。

また、経営の上流から入って戦略立案し、実行フェーズまで担当するという経験は、他社ではなかなか得にくいのではないでしょうか。

私自身、業界が定まらない状態で才流に入社しましたが、才流で学ぶマーケティングのメソッドは、どの業界でも活かせる普遍的なスキルだと思います。

可変的な時代だからこそ、「見えないもの」と「今」を大切に進みたい。

ーーこれから、どんなコンサルタントになりたいですか。

現在は業界のデジタルトランスフォーメーション化についての調査をまとめる仕事や、他社と共同のビデオツール開発など、栗原や他のメンバーと一緒に進めています。

私はまだ圧倒的にビジネスの知識が足りないと感じていますので、まずは知識をつけていくこと。そして才流のみなさんが与えてくれるボールや目の前の仕事に対して、真摯に答えていきたいと思います。

その上で、クライアント様の顕在的な課題だけでなく、潜在的な課題、言語化できていない課題に対して向き合えるコンサルタントになりたいです。見えていない部分を掘り起こすことは難しいと思いますが、それができてはじめて、背中を押してあげられると思うんです。

業界業種問わず、才流じゃなければ発見できなかった気づきを、クライアント様に提供していきたいです。

ーー個人の生き方として、大切にしたいことはありますか。

座右の銘というと大袈裟ですが、「Tomorrow is another day. 」という言葉はずっと大切にしています。明日をいい日にするためにできることは、今を丁寧に生きるということだと思うんです。

昨日の自分より、今日の自分は何ができるのか。自分があるべき姿に対して、どう自分を改良していけるのか。これだけ世の中が可変的になってくると、そういうことでしか成長は測れないような気がしています。

私がこう考えるようになったのは、大学時代の経験からです。入学のため上京し、親にも頼れず、知り合いもいない中で、この状況をどう打開していくか。そのとき、目の前で会っている人を大事にするしかないと思うようになりました。

また、大学1年の夏に持病が悪化し、大きな手術を受けたとき。3週間くらい寝たきりになり、何もできないことがこんなに辛いんだと実感しました。当たり前だと思ってきたことは、決して当たり前ではなかったんです。

だからこそ、今を丁寧に生き、明日をいい日にしたい。

コロナ禍によって、私がこれまで研究してきた教育やソーシャルの世界でも、さまざまな問題が浮き彫りになってきています。特に教育やソーシャルの分野は、個人の善意に頼る組織運営が非常に多く、利益率の悪いモデルが多いと思っています。マーケティングを学ぶことで、いつかこのような業界課題解決にも、貢献していければいいなと思います。


小寺 はるか (Kotera Haruka)

2017年に東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程終了後、同大学院学際情報学府文化人間情報学コースへ進学し、2019年に卒業。新卒でUI・UXコンサルティングファームのbeBit(ビービット)に入社後、UI・UXデザイン、他社と共同のプロジェクト、業務提携に従事。2020年4月に才流に入社。


マーケティング戦略立案、施策実行、振り返りまで