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SEOの本当の目的はコンバージョン改善だが、できる人材は少ないと感じた出来事

コンバージョンを解決できる人はレアである

運営する媒体のSEOやマネタイズ改善のために、ビザスクさんを使って提案を募ったことがあります。

応募してきた方は、主にこういった会社に属する方で

  • リクルート
  • 楽天
  • 電通
  • Yahoo
  • ペロリ(Mery運営会社)
  • ドコモ
  • メドレー
  • エイチーム

etc…

ウェブサービスを運営する会社の方からの提案が多くを占めていました。

  • 過去の改善実績
  • サービスの内容
  • 状況


を伺ったうえで、「これぞ」と思う人に会ってコンサルを受けるつもりでしたが、「実際に会って話を聞いてみたい」という方は本当にごくわずかでした。

先に結論をまとめると

  • 検索流入を増やせる人は結構いるが
  • コンバージョンを解決できる人はレア


ということがわかりました。

思ったことをまとめたいと思います。

検索流入増の実績がある人は結構多い

月間のユーザ数を2倍や3倍に引き上げた、また増やした規模も数十万、数百万ユーザ数の単位という方がチラホラいました。

なかには、検索流入ベースで数千万ユーザ数を増やしたという実績を持つ人もいました。

昨今はSEOに関する優良書籍なども出ており


「検索流入を増やすスキルは一般化しつつあるな」というのはここ数年感じてましたが、それが確信に変わりました。

検索サイト改善とコンテンツマーケティング改善

応募した方の実績を

  • 求人検索、不動産検索など検索サイトの改善の実績を持つ方
  • キュレーションメディアや企業のオウンドメディアの改善実績のある方


これらに分類すると、後者のほうが若干多いです。

検索型のサービスは、コンテンツを営業チームやビジネスモデルそのものが作るといってもいいので、SEOマーケターはサイト構造の改善に集中することが多いです。

言い変えると、営業やビジネスモデルが機能しない場合は、SEOマーケターがどんなに頑張っても成果がでません。

一方、後者はコンテンツを増やせば検索流入は伸びますし、どういったコンテンツを作るのかという話にマーケターは関われるので、コントロールしやすいという背景があるのでしょう。

元有名企業の方は、どこまでが実力かわかりづらい

提案する方の所属名や、改善実績に有名な名前があると目を惹かれますが、詳しく話を聞くとマッチングはしないなと感じました。

元電通で広告プランナーだった方から、コトラーのマーケティングを引き合いに「あなたの考えは間違っている」という提案がきたのですが、会話が噛み合わなさそうな感じがしたのでお断りしました。

また別の方から「有名企業のサービスの改善に携わったことがある」というので、聞いてみたところ、改善の幅もそこまで大きくないということがありました。

私はSEOのコンサルティングを提案することもあるので、判断ができるのですが、そういった経験の無い方は判断が難しいだろうなと思います。

有名企業の改善実績や、元有名企業の方の話はどこからどこまでがその方の実力なのかがわかりづらいですね。

本当に希少な人材とは

私は、検索サービスのSEO改善やコンバージョン改善の経験があります。

そのためビザスクを使って会いたかったのは

  • コンテンツが作れて、コンバージョンを出せる


という人材でしたが、ほとんどいませんでした。

理想の方に会って話を聞いてみると、コンバージョン率を改善する試行錯誤の実体験は大変参考になったのですが、そのマーケターが携わっているサービスでコンバージョンが発生しているコンテンツは社長が作っているということがわかりました。

「両方できる」という方は、極めて少ないです。

言葉にすると当たり前ですが

  • 検索流入を伸ばせる人材は増えている
  • コンバージョンを発生させるコンテンツを作れる方は稀


という気付きがありました。

BtoBマーケティングにおいて、SEOの本当の目的はコンバージョンを増やすことです。

検索流入数を増やすだけなら、言葉は悪いですが誰でもできる時代になっているので、その次の課題を見据えてパートナーを選ぶのが良いでしょう。

ちなみに一番勉強になったのは、アフィリエイト運用で月500万円ほどの収入を得ている方の話でした。

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村上 薫

著者/ 村上 薫
SEOコンサルタント

大学在学中、ITベンチャーを起業。自ら経営者として様々なウェブサービスの運営を行いつつ、コンサルタントとして様々なサービスの改善を行ってきた経験を持つ。 このコラムでは経営者としての目線を元に、“実利になるマーケティングとならないマーケティング”というテーマで情報を発信していく。

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