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メールの返信を早くするだけで10倍優秀な人材になれるメカニズム

株式会社才流 代表取締役社長
栗原 康太

凡人が突き抜ける最もコスパのよい方法

書籍や雑誌で、よく一流のビジネスパーソンたちの行動習慣が紹介される。いわく「レスが早い」「早起き」「会食のお礼メールはその日のうちに送る」など。

もちろん「早起きをしたりレスを早くするだけで、実際に仕事ができるようになるなら苦労しないよ」と思う人もいるだろう。しかし実際、早起きもレスを早くすることも、優秀な人材になるための近道になる。

僕は一緒に仕事をする人によく「ちゃんと朝来た方がいい」「レスは早い方がいい」と言う。

実際、朝に5分遅刻しようが成果に大きな差が出るわけではない。レスが遅いからといって、会社に致命的な損失があるとは思わない。

しかし、個人の成長を考えると、そこには致命的な機会損失が発生しうる。なんだかんだ日本社会では「遅刻する」「レスが遅い」などの行動が多い人には、良い学習機会が回ってこないからだ。

■朝ちゃんと来る/レス早い/宿題をきっちりやる

→周りからの信頼が生まれる
→良い機会が回ってくる
→能力が上がる
→良い仕事が回ってくるようになる

という構造が、明確に存在する。もちろん、何らかの能力で突き抜けて良い仕事が回ってくるようにする方法もあるだろう。

ただ、これらの凡事を徹底してるだけで突き抜けることもできる。圧倒的にコスパが良いし、汎用性が高い。

不完全なものを出すことに慣れる

朝寝坊してしまう人は早寝早起きをがんばってもらうとして、レスが遅かったり、宿題が遅れる人には「完成度の高いものを出さなければならない」という強迫観念に近いものがあるように思う。不完全なままアウトプットすることに、不安を持っているのだ。この解決策には

①大きな成果を挙げ、自分のアウトプットに自信を持つ
②不完全なものを出すことに慣れる

この2つが考えられるけど、①は時間がかかるので、圧倒的に②がおすすめだ。

僕がよく伝えるのは、ウォーターフォール的にじっくり考えてリリースする手法ではなく、リーンスタートアップ的に小さくリリースし続ける開発手法を、日々の仕事のやり取りレベルから実践するイメージだ。

ウォーターフォール的な仕事をする人は、リリースの回数が少ないので、受けられるフィードバックの数が少なくなる。結果、学習機会が減り、能力が上がらず、いわゆる「仕事ができない人」になる。

一方リーンスタートアップ的な仕事をする人は、リリースの回数が多いので、受けられるフィードバックの数が多くなる。結果、学習機会が増え、能力が上がりやすくなり、いわゆる「仕事ができる人」になる。

「迷った時はとにかくリリースして、情報を集めながら、完成版に近づける」は事業開発でも、マーケティングでも、日々のお客さん/社内とのやり取りでも、ほぼ常に善だと思う。

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