サイル式メソッド誕生秘話.3 | マーケティングコンサルティングなら株式会社才流(サイル)

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サイル式メソッド誕生秘話.3

人もリソースも変えず「方法論」と「枠組み」を変えて事業をアップデート|サイル式メソッド誕生秘話.3

企業の抱える構造的な問題を解決し、プロジェクトをスムーズに実行するための「サイル式メソッド」の源流を探る連載の第三弾は、外部CMO型マーケティング支援事業を軸に、メソッドのコンセプトを見ていこう。

“ドーナツ化時代”に求められるマーケティング支援

ここまで、才流のプロジェクト推進メソッドの誕生秘話を代表・栗原の原体験まで遡って見てきた。潜在能力を発揮し、才能を流通させることができれば社会の発展スピードは加速する。

才流ではこの確信にも似た仮説のもと、ユニークなマーケティング支援サービスを数多く提供している。現在の事業の柱となるのは、外部CMO型マーケティング支援、アップデート型のWebサイト制作・運用、マーケティングの相談役の3つだ。外部CMO型マーケティング支援や“アップデート型”のメリットについては第1回で触れたが、「サイル式メソッド」ではマーケティング支援の“手段”を限定したり、何か一つに特化することを良しとしていない。

「ベンチャーなどではリソースの問題があるため、そもそも手が回らないことはすでに説明しました。さまざまな事情から『じゃあ外部のプロフェッショナルに頼もう』となったときに、全体を把握しつつ、専門の業者と渡り合いながら戦略的にマーケティングプランを立案できる人材=CMOが必要になってくるのです」

世の中には数多くの専門業者が存在し、ツールやサービスはそれこそ星の数ほどある。これらすべてを吟味し、適切に選定するためには発注側の知識や経験も相当数必要だし、よほどしっかりしたビジョンがないと、それぞれの施策自体は素晴らしいものでも、バラバラに動いたがためにその良さを生かし切れない、もしくは矛盾が生じるケースも出てくる。

「こうした状況を『提供されるサービスのドーナツ化現象』と呼んでいるんですが、マーケティングに関するアプローチは本当に多様化しています。ドーナツの外周にある提供されるサービスはどんどん増えていますが、ビジネスにおいて重要なのは真ん中にある経営・マーケティング戦略、プロジェクトの体制作りの部分です。戦略を立案して社内・社外の体制作りを進め、ベンダーの選定から日々のPDCA推進までを実行できる存在がいるかどうかで出せる成果は大きく変わります」

マーケティングに頭を悩ませる企業を支援するためにもっとも効果的なサービスは、ドーナツ化が進むアウトソーシング先の司令塔として役割を担い、戦略的なビジョンを持ってプロジェクトを進行させる役割だ。才流はクライアント企業の外部CMOとして全体を最適化する役割を担っている。


CMO的視点から物事を見る重要性

「広告もPRもコンテンツ作成、SEOもそれぞれが専門分野になるわけですから、すべてに精通している人材を社内に求めるのはどう考えても現実的ではありません。個別最適化ならば、その道のプロフェッショナルに依頼できれば事足りますが、『何か一つだけ』に注力しても、マーケティングの成果、プロジェクトの成功につながることはほとんどありません」

それぞれの分野で実力を発揮する優秀なアウトソーサーはたくさんあるが、それぞれをどう組み合わせたらいいのか? という観点はCMO的な視点からしか生まれない。使われるツールやテクノロジーがめまぐるしく専門化、高度化している現在、その企業、プロジェクト、プロダクトに合った「ベストプラクティス」を導くことこそが、成功への圧倒的な近道になる。

「一生懸命取り組んでも成果が出ない、人もお金もかけているのになかなか思うように進まない。世の中にたくさんあるそんなプロジェクトがどうしたらスムーズに動くようになるのか? それはやっぱり、一部分だけに関わるのではなく、マーケティング活動の根幹になる部分、戦略の部分を担わないと難しいなという結論に至りました」

「大きいことはいいこと」と明快に定義づけられ、誰もがそれを疑わなかった成長期ははるか昔。ビジネスシーンにおいては“絶対的な正解”はほぼ存在しないという難しい時代が到来している。そんなかでも「変わらない真理」と「時代に合わせて変えて行くべきもの」を組み合わせて、より確率の高い答えにたどり着くことは可能だと栗原は言う。

「経営、ビジネスのモデルケースは古典と言われるものがすでにたくさんありますよね。ドラッカーを読んで経営しているという人はいまももしかしたらいるかもしれません。マッキンゼー、ボスコン(ボストン・コンサルティング・グループ)が示した方法論、ロジカルシンキングなども60年くらいは有効なメソッドだったんだと思います。でもこういうものの“次”があるはずなんです」

いわゆる“古典”は淘汰の結果、後世に生き残った理論や思想なので、現代でも有効な部分がないわけではない。しかし、後年ドラッカー自身が語ったようにインターネットがもたらした“革命”は世界を大きく変えた。世界をオープンかつフラットにしたIT革命によって時代は確実に変わった。インターネットやスマホの普及など、“古典”が書かれた時代には想定されていなかったことがたくさんある。


不確実性の高い時代、実行にこそ価値がある

「以前のモデルケースは、生産管理中心。計画をどう実行するかの方法論だったと思うんです。現在は変化が速く、不確実性が高まっているので、コントロールを手放し即興的に物事を進めることが大切になっています。アジャイル開発とかスクラムとかIT業界では時代に合わせた考え方が登場していますが、より良い全体体系、時代に適した思想体系があると思っています」

才流が提供する『サイル式メソッド』は、まさにこうした時代背景を前提に構築されている。

メソッドの広め方として、経営者やエグゼクティブへのビジネスコーチングを考えた時期もあったというが、栗原が最終的に選んだのは事業を通じてメソッドを実行し、成果を出すことで発展・定着させていく方法だった。

「戦略やノウハウは大切だけど、実際は日々の“実行”が90%を占める。90%を才流が担うことで企業の実行が最速になる」

クライアントの抱える問題解決をしながら、随時『サイル式メソッド』も更新されていく。根本は変わらないがプロジェクトを進めながらメソッドの開発も同時並行で走らせるというやり方は、まさに才流が得意とする“アップデート型”の真骨頂でもある。

才能を流通させる――。
そのための方法論でもある『サイル式メソッド』は、本質的な問題を解決し、実行部分に注力するためのメソッドと言えるだろう。


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