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サイル式メソッド誕生秘話.2

人もリソースも変えず「方法論」と「枠組み」を変えて事業をアップデート|サイル式メソッド誕生秘話.2

企業の抱える構造的な問題を解決し、プロジェクトをスムーズに実行するための「サイル式メソッド」の源流を探る連載の第二弾は、代表取締役である栗原康太がサイル式メソッド着想に至った経緯や背景を、幼少期の経験を交えながら紐解いていく。

「企業やプロジェクトの成否、個人の出世は“置かれた環境”に左右されている」

マーケティング戦略や施策の立案、実行までをロジカルに支える株式会社才流代表・栗原康太が語ったのは、意外な“真実”とは?

なぜ「才能の流通」にこだわるのか?

株式会社才流代表・栗原康太は起業当初から「すべての人が自分の持てる才能を最大限に発揮し、その才能が適切に活かされる社会の実現」を目指してきた。

連載2回目となる本稿では、栗原がこうしたミッションを掲げるようになった理由と密接にかかわる原体験から話をはじめよう。

「父親は生まれる前に離婚していなかったし、母親は7歳の時にガンで亡くなっていて、ずっと祖父祖母に育てられました。自分にとってはこれが当たり前だし、祖父母には感謝しているのですが、こうした環境で育ったことで感じることもありました」

栗原が語ったのは、自身の幼少期の生育環境についてだった。当時から「意識高い系」だったと笑う栗原は、小学生時代のある経験を振り返る。

「漠然と『出世したい』見たいな思いがあって、そのためには私立の中学校に行った方がいいよなと思っていたんです。祖父母にお願いして、小学校6年生から塾に通うことになりました。そのとき、塾の先生に最初に言われたことが『いまからはじめてもトップ校には行けない。4年生から通っている人と比べると、偏差値が20低い学校しか選択肢はない』ということでした」

開成や灘、筑駒などのトップ校を狙う生徒たちはみな、小学4年生、遅くとも5年生までには受験に向けて始動している。スタートから出鼻をくじかれた栗原だったが、自身で振り返っても驚くほどの「やる気」と「努力」、そして自ら考え抜いた効率的な勉強プランでみるみる成績を上げていく。

「いま思い出してもかなり頑張ったと思うんですけど、結局トップ校からは偏差値が7、8位離れた中学校に合格するのがやっとでした。塾の先生の“宣告”通りにはなりませんでしたけど、こんなに頑張ったのにトップ校には手が届かなかった。『勝負の前に結果が出ていることがある』と、子どもながらに思いました」


世の中には「自分ではどうにもできないこと」がある

個人の努力やモチベーションがものごとの成否を決める。一見すると正論のようだが、世の中は「置かれた環境」によって本人にはどうにもできない差がすでに生じている。

「もう一つ、これは珍しいケースかもしれませんが、小学校の同級生の中で一人っ子なのは僕だけだったんです。兄弟・姉妹がいる子が家族と遊んでいるのとか、旅行に行ったりするのをうらやましく思っても、うちには両親も兄弟もいない。みんなが当たり前のようにしていることなのに、自分だけできない。これって僕自身の努力ではどうにもならないことですよね」

自分の人格や努力、やる気や才能ではどうにもならない。
「世の中には構造的にどうしようもないことがある」
この二つの経験が、逆説的にだがサイル式メソッドの根幹を支えている。

「物事の成否を分けるのって、個人の能力や資質の問題じゃないだろうなっていう気がしているんです。ちょっと大きな話しになりますけど、たまたまそこに生まれついたとか、人生を変えるような人に出会えたとか・・・・・・」

誰もが自分の持っている才能を遺憾なく発揮できれば、その人の人生が豊かになるだけでなく、社会の発展スピードが加速するに違いない。栗原の思いは、起業、そしてサイル式メソッドの着想へとつながっていく。


結果を左右するのは努力ではなくメソッド

「人間の脳が本来の能力の3%しか使えていないのと同じような話ですが、『世の中にやる気がない人はいない』と思っているんですよ。やる気はあっても、なかなかどうしようもない事情に振り回されてしまう。その結果、その企業やその人の人生がうまく行ったり行かなかったりする」

小学校6年生から塾通いを始め、トップクラスには手が届かないまでも塾の先生が驚くほどの成績アップを果たした栗原は、この「努力」の過程で、いくつかのことを学んだという。成績やテストの点数は、「頭の良さ」や「才能」とはあまり関連性がなく、勉強の「やり方」が重要だということだ。

「勉強って、知識とか思考力よりも『何をどうやってやるか』の戦略とか、方法が重要なんですね。効率のいいやり方を知っていれば極端な話、誰でもある程度できるようになるものなんです」

“勉強のコツ”を掴んだ栗原は、自身で編み出した効率的な学習法を徹底することで、東京大学に進学することになる。東大生が語る「成績」や「勉強」は概して地頭の良さよりもメソッドを知っているか知らないかの差になるというが、栗原自身、その方法論を駆使して小学生のときにはどうしても届かなかった「トップクラス」を実現して見せた。

「善意の思いを持った人たちが運に身を任せるのではなく、ある特定のメソッドや方法論を知ることで成果を出せる世の中にしたいんです」

これまでのキャリアを通じて出会ったクライアントやそこで働く人たちはみな、目的に向かって懸命に努力している。世の中のほとんどの企業や人も同様だろう。しかし、頑張ったら必ず成功するわけではないのが世の中だ。栗原が構築した「サイル式メソッド」は、やる気、モチベーションや頑張りが報われるための方法論が集約されたものとも言える。


サイル式メソッドでは“変数”を調整する

「能力を引き出すためにはどこかの変数をいじる必要があるんです」

サイル式メソッドでは、組織や個人のポテンシャルを引き出すための「変数」を常に意識している。この変数さえわかれば、やる気を持った善意の人の努力がそのまま成長や成功につなげることができる。

「勉強でもスポーツでもビジネスでも、80点を取れるやり方と20点をしか取れないやり方があって、80点を取るやり方を知っているか知らないか、その方法論を手にするかどうかで決まっていることが多いんです。20点のやり方の人がそのやり方のままどんなに頑張っても上限は変わらない。どんなに頑張っても20点しかとれないんです」

サイル式メソッドではプロジェクトや目の前の仕事の変数を調整することで善意の努力を有効活用する。これは結局、企業だけでなく個人への還元にもつながることになる。

「少なくとも僕は世の中のすべての人にやる気があると思っています。やる気があってもそれが成果につながらないことが多い。だから、みんなのやる気をうまく成果につながるように導きたいなとずっと思っていました。その方法が絶対あるはずだと試行錯誤して、いろいろな方法論、理論に行き着いた。これを集約したものがサイル式メソッドです」

自らの原体験をもとに不条理を見つめ、才能や努力を突き詰めることで生まれたサイル式メソッド。その枠組みを提供することこそが、才流のミッションである「才能を流通する」ことにつながっている。

次回は、「潜在能力を引き出し」「才能を流通させる」ための方法論である『サイル式メソッド』の中身について詳しく見ていこう。


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